日常使いにもできる!コンパクトなキャンピングカーの魅力

キャンピングカーコラム

日常使いにもできる!コンパクトなキャンピングカーの魅力


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キャンピングカーは車体のサイズが大きく、取り回しが難しいと思うこともあるかもしれませんが、コンパクトで使いやすいキャンピングカーも多く販売されています。キャンピングカーの購入を検討している場合は、比較的小さい車体に機能性を詰め込んだキャンピングカーもぜひ選択肢に入れてみてください。
今回は、コンパクトなキャンピングカーの魅力やおすすめモデルについてご紹介します。


コンパクトなキャンピングカーの4つの魅力


キャンピングカーは大型トラックのような大型のタイプだけでなく、ミニバンほどのサイズのタイプから軽自動車をベースにしたタイプまで、コンパクトなモデルも多くあります。こうしたキャンピングカーには、以下のような魅力があります。

リーズナブルにキャンピングカーデビューができる

大型のキャンピングカーは高価格なモデルが多いため簡単には手が出せませんが、コンパクトなキャンピングカーは比較的リーズナブルに購入できます。子どもと一緒にキャンピングカーの旅を楽しみたいといった場合には、お金が貯まるのを待っていると一番楽しい時間を逃してしまうかもしれません。コンパクトでも家族で楽しめるキャンピングカーは多くあるので、欲しいと思ったときにキャンピングカーデビューができます。

日常使いにもできる

大型のキャンピングカーは充実した設備が魅力ですが、車体が大きいために駐車場の確保には苦労します。また、通勤や普段の買い物などの日常使いにも向きません。

一方、コンパクトなキャンピングカーであれば駐車場探しにはそれほど苦労しにくく、日常使いにもできます。単に車体サイズが大きくないだけではなく、外から見ただけでは乗用車と大きな違いはないため、好奇の視線にさらされることも少ないと言えます。

少人数での旅にぴったり

大型のキャンピングカーは大人数での旅や長期間の旅には向いていますが、2~4人ほどの少人数での旅では持て余してしまうこともあります。大型車への憧れだけで決めるのではなく、自身の利用シーンを考えて、ぴったりのサイズを選択することが大切です。

コンパクトなタイプは大型のキャンピングカーほど車内を広々と使えるわけではないなどのデメリットはありますが、少人数の旅では必要十分を満たし「ちょうど良い」と感じるはずです

趣味の時間を追求できる

キャンピングカーは家族向きという印象があるかもしれませんが、中には1人~2人で使用することを前提としたモデルも多くあります。そのようなキャンピングカーは趣味に特化した装備に仕上げられていることもあり、自身の趣味の時間を追求することが可能です。


コンパクトが売りのキャンピングカー3タイプ

コンパクトな車体サイズのキャンピングカーには、以下の2つのタイプがあります。

軽キャンパー

軽自動車をベースにして作られたキャンピングカーです。軽自動車の中でも比較的車体の大きいワゴンタイプがベース車に多く選ばれ、中身を架装してベッドやリビングスペースを設置します。ベッドは収納式であることがほとんどで、就寝時に展開して使います。狭い車内スペースを有効活用するための工夫が施されていることが多く、ペットと同乗するのに適したモデルや釣りに適したモデルなどユニークなキャンピングカーも販売されています。

軽キャンパーの多くに採用されているのが、天井部分が上に跳ね上がって車内スペースを拡張する「ポップアップルーフ」です。ポップアップルーフを展開すれば1~2人分の就寝スペースを確保できるため、計4人が就寝できるモデルも多くあります。

バンコン

主に商用バンをベースにして作られたキャンピングカーです。トヨタ・ハイエースなどの商用バンがベース車に多く選ばれ、広い車内を活かした架装が施されます。ただし、トラックをベースとした大型のキャンピングカーよりは広くないため、ベッドは収納式にするなどスペースを有効活用する工夫も多く施されています。軽自動車よりは大きいため、料理のしやすいキッチンや広々としたベッド、冷蔵庫、センターテーブルなどを設置することが可能です。

バンコンのベース車には商用バンの中でも特に大型のものが採用される傾向にありますが、近年は少しだけコンパクトなバンをベースにしたモデルも登場してきています。例えばトヨタ・ライトエースはハイエースより一回り小さく、キャンピングカーに積み込む家具や設備はある程度限られますが、街中での取り回しの良さを確保しやすくなります。少人数で旅をする際には、このような小型のバンコンがぴったりなサイズとなるかもしれません。

小型のキャンピングトレーラー

比較的小型のキャンピングトレーラーも、小型のタイプとして外せません。キャンピングトレーラーには大小さまざまなタイプがあり、小型のタイプも多く発売されています

キャンピングトレーラーとは、トレーラーの中にキャンピングカーの機能を詰め込んだものを指します。牽引免許が必要ですが、小型のタイプは条件が揃えば牽引免許が不要となり、牽引するヘッド車に乗れればそのまま使えます。小型とは言っても各社使い勝手を追求して内装や装備などを手掛けており、少人数で快適に過ごせるようになっています。

キャンピングトレーラーは自走しないため、同じクラスのキャンピングカーと比べて費用を抑えられることがあり、すでに牽引ができる自動車を所有していればリーズナブルにキャンピングデビューができます。


コンパクトなキャンピングカーおすすめ7選

コンパクトなキャンピングカーには、以下のようなモデルがあります。購入の際の参考にしてください。

ピッコロキャンパープラス

ベースとなった軽自動車から見た目がほとんど変わらず、普段の生活にも便利に使えるベーシックな軽キャンパーです。就寝人数は2人と少なめですが、ピッコロキャンパープラスは軽キャンパーの中でも機能面が抑えられており、低価格で購入できます。1~2人の利用で、気軽に車中泊がしたいという方にはおすすめです

テントむし

ツートンカラーの見た目がかわいらしい軽キャンパーです。軽トラックをベースにしているため軽キャンパーの中では車内スペースが広く、大きなポップアップルーフを備えているため4人まで就寝できます。4WDのタイプを選べば、走行性能も確保できます

座席のタイプによってさらに種類が分かれ、セカンドシートが後ろにも向くタイプ、座席下が収納スペースになる横向きシートのタイプ、後部座席がなく貨物用途として使えるタイプがあります。

GT NV350 CARAVAN

限られた車内スペースを広々と使えるように工夫されたバンコンです。使い勝手の良いリビングスペースや二段ベッドなどを備え、休憩中も就寝中も快適に使えるようになっています。大きなキッチンを備えていますが、天板や引き出し収納に曲線のデザインを取り入れることで動線が確保され、歩きやすい車内となっています。さまざまな用途に使えるマルチルームを備えている点も大きな特徴です。就寝定員は4人で、家族で使うのに適しています。

リゾート デュオ ルクシオ

バンコンのベース車の中では小型となるライトエースをベースにした、コンパクトなバンコンです。夫婦の2人旅など、「デュオ」での使用を前提としており、バンをベースにしていながら乗車定員も2人までとなっています。車内スペースは軽キャンパーより大きく、通常のバンコンより小さいため、2人で乗ると広々ゆったりと使用できます。また、通常のバンコンより車体サイズが小さく、運転が得意でない方でも日常使いがしやすいという点も特徴です

かるキャン

スライドアウト機構を有した珍しい軽キャンパーです。
スライドアウト機構とは、キャンピングカーのボディが停車中に限り拡張し、居住スペースを広くするというもので、アメリカの巨大なキャンピングカーによく見られます。
かるキャンは軽キャンパーのため普段や走行中は一般的な軽バンの大きさですが、拡張時には大きく広がり、横だけでなく縦も立って歩けるほどになります。

なお、かるキャンは大人数で過ごすためのキャンピングカーではありません。乗車定員・就寝定員はともに2人。1人~2人でのキャンピングカー旅をゆったりした余裕のあるものにしたい場合、かるキャンはぴったりだと言えます。

FOCS Siesta Litera

フジカーズジャパンが提供しているキャンピングカーシリーズ「FOCS」のバンコンです。Siesta Literaはシンプルな作りが特徴のバンコンで、大人数でもくつろげるようにリビングスペースが広々と作られています。ベッドは二段ベッド仕様で、就寝人数である4人が広々と使えるため、子どもも大人も快適に眠ることができます。

その他、FOCSシリーズのキャンピングカーは寒暖差の激しい北海道で快適に使えるよう丁寧に設計されている点も特徴です。部品の1つずつを職人が組み上げて作っており、製品としての安心感も欲しい場合はおすすめです。

詳細については、下記のリンクをご覧ください。
FOCS Siesta Litera(フォックス シエスタ リテラ)

エースワン 330 Room Jエディション

スペインのキャンピングカービルダーであるエースキャラバンズが手掛けるキャンピングトレーラーです。牽引免許は不要であり、就寝定員は2人となっています。

エースワン 330 Room Jエディションは小型でありながら談笑しやすいダイネットや二口コンロの使えるギャレーを備えており、少人数での旅行に適しています。自転車なども楽に出し入れできる大型観音開きドア、日本仕様の左エントランスなども特徴です。
内装だけでなく外装にも力を入れており、軽量のシャーシを採用することで室内空間を最大化しています。


使い勝手の良いキャンピングカーを選ぼう

ここまで、コンパクトなキャンピングカーの特徴やおすすめモデルをご紹介しました。道路の狭い日本ではアメリカやヨーロッパに比べ、このようなコンパクトなキャンピングカーが発達しており、多くの選択肢があります。また、さまざまなキャンピングカーを検討した結果、トラックをベースにした大きいキャンピングカーが自身にぴったり合うということもあります。どのような用途で使いたいかをよく吟味し、目的に合ったキャンピングカーを選択することが大切です。

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