中古キャンピングカーの魅力とは?メリットとデメリットを解説!

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中古キャンピングカーの魅力とは?メリットとデメリットを解説!


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アウトドア好きの人の中には、自分のキャンピングカーが欲しいという人もいるのではないでしょうか。しかし、実際にキャンピングカーの購入を検討するとなると、「費用が高くて購入をためらってしまう」という人もいるかもしれません。そんな人におすすめなのが、中古のキャンピングカーです。新車に負けないほどメリットが多く、とくに初めてキャンピングカーを購入する人にはおすすめです。
そこで今回は、中古のキャンピングカーのメリット・デメリット、購入時のポイントについてご紹介します。


中古キャンピングカーのメリット

中古のキャンピングカーには、さまざまなメリットがあります。ここでは、中古のキャンピングカーのメリットを4つご紹介します。

購入費用を抑えられる

中古のキャンピングカーも、普通車と同様に年式や走行距離、状態によって価格が決まります。車の状態にもよりますが、新車よりも数十万~百万円ほど安価で購入することが可能です。また人気車だから高いということも少なく、不人気車との価格差もほとんどないため、気に入った車種があれば気軽に手を出しやすいというメリットがあります。

納車までの期間が短い

新車のキャンピングカーは展示車や現車であればすぐに購入できますが、基本的に手付金などを支払ってから車両製作に取り掛かるため納車まで2~4ヶ月ほどかかります。また、輸入車や人気車種であれば半年から一年待ちになることも。しかし中古車なら、欲しいと思った時点ですぐに購入できます。もちろん販売店の業態にもよりますが、整備点検済みであれば必要書類を用意して支払いを済ませるだけですので、短期間での納車が可能です。

整備すれば長く乗れる

中古車は長持ちしない、と思っている人もいるのではないでしょうか。
一般的にキャンピングカーは、バンやトラックといった貨物自動車をベースに作られています。また山や川などへ行くことを考慮して頑丈に作られているので、たとえ中古であっても整備・点検をしっかり行っていれば長持ちします。さらに、エンジンも一般的な乗用車に比べて頑丈に作られているため、たとえばベース車両がハイエースの場合、大切に乗れば20万キロ以上走ることも可能です。

すでにオプション装備がついている

中古のキャンピングカーには、オプション装備が取り付けられていることがあります。たとえば冬の車中泊に役立つFFヒーターや、バッテリー切れを防止するソーラーパネルなど、新車時に取り付けると数万~数十万円ほどするオプション装備が搭載されていることもあるのです。新車のキャンピングカーにオプション装備を付けるとなると相応のコストがかかりますが、中古車はオプション装備も込みで安価に販売されているため、トータル的な費用を抑えられます。


中古キャンピングカーのデメリット

メリットが多い中古のキャンピングカーですが、以下のようなデメリットもあります。

経年劣化は避けられない

頑丈に作られているとはいえ、ボディやエンジンなどに多少の経年劣化が見られます。この他、水周りのパッキン部分が劣化して水漏れしたり、タイヤが劣化したりすることもあるため、その際は修理や部品交換を行う必要があります。経年劣化の具合によってはメンテナンス費用がかかるため、それらも視野に入れて購入を検討することが大切です。

中古は現車のみ

中古車は現車のみの一点物です。安価で状態が良い、気に入ったオプション装備が備わっているというキャンピングカーを見つけても、タイミングを逃せば購入できない可能性があります
販売業者によっては、インターネット上で在庫車両を公開しているため、希望する車種がないかを頻繁にチェックし、気になるものが追加されたら現物を確認しに行きましょう。また事前に業者に希望を伝え、入荷があったら連絡してもらうようにすれば、希望する中古キャンピングカーと出会う確率が高まります。


キャンピングカーのタイプ

キャンピングカーには、主に以下のようなタイプがあります。中古キャンピングカーを選ぶ際の参考にしてみてください。
なお、中古キャンピングカーのおおよその価格をそれぞれご紹介していますが、中古価格には変動があるためご参考程度にご覧ください

軽キャンパー

軽キャンパーは、軽自動車をベースに作られたキャンピングカーです。狭い道路でも走れるように日本で独自に発達したキャンピングカーであり、小さい車体でも快適に使えるようにさまざまな工夫がなされています。少人数向きですが、日常使いもできるというメリットがあります。

軽キャンパーは新車だと200万~300万円ほどの価格帯ですが、中古車では100万円以下~200万ほどで購入できます。

バンコン

バンコンは、トヨタ・ハイエースなどの商用バンをベースに作られたキャンピングカーです。基本的には車内のみカスタムされており、外見は変わらないため、軽キャンパーと同様に日常使いもできます。
軽キャンパーより車内スペースが広くなっているため、さまざまなオプションの選択肢があり、オーナーによってこだわりの利便性が追求されていることが多くあります。

バンコンは新車だと400万~700万円ほどの価格帯となりますが、中古車では200万~400万、ものによっては100万円台で入手できることもあります。

キャブコン

キャブコンは、商用バンやトラックなど「キャブオーバー」と呼ばれるタイプの車をベースに作られたキャンピングカーです。
後部座席や荷台部分にシェルと呼ばれる専用のキャビンを搭載しているのが特徴で、広々とした居住スペースを実現しています。常設ベッドや大型のサブバッテリー、冷蔵庫、エアコン、レストルームなど、便利で快適な設備が多く整っている点も特徴です。

キャブコンは新車だと500万~1,000万円ほどの価格帯ですが、中古では200万~500万円ほどの価格になります。

キャンピングトレーラー

その他のキャンピングカーと違い、ヘッド車を用いて牽引するトレーラータイプです。牽引免許不要でも牽引できる小型のタイプから、大人数で利用できる大型のタイプまでさまざまなキャンピングトレーラーがあります。

新車では200万~1,000万円超えとなるキャンピングトレーラーですが、中古車では100万円以下~900万円ほどの価格になります。


中古キャンピングカーを購入する際の5つのポイント

中古のキャンピングカーを購入する際は、車種を始めとするいくつかの項目をチェックしましょう。ここでは、購入時のポイントを5つご紹介します。

必要な設備や機能を把握する

キャンピングカーを選ぶ際は、自分がキャンピングカーにどのような設備や機能を求めているかを明確にすることが大切です。
一言でキャンピングカーといっても、自走式や牽引式などタイプはさまざまです。またメーカーのコンセプトによっても特徴が異なり、たとえば自走式でも1BOXカーやトラック、ワゴンなどベースとしている車種にはいろいろな種類があります。そこに内部設備や機能、レイアウトなどを加えると、膨大な組み合わせになるため、どの車種がいいのか、どんな設備や機能が必要なのか悩んでしまう人もいるでしょう。
そこでおすすめなのが、展示会に参加して多くのキャンピングカーを比較することです。その際、ある程度気になる車種を絞っておくと比較・検討がスムーズに行えます。

適正価格かチェックする

気になるキャンピングカーが見つかったらインターネットなどで情報収集をし、適正価格かどうかを調べてみましょう。インターネットで気になる車種名を検索し、いくつかの中古車の価格から平均価格を割り出せば適正価格かどうかの目安にできます。また、インターネット上の査定サイトに型式や走行距離、年式などの情報を打ち込んで計算してみる方法もおすすめです。

メンテナンス費用の概算を出す

中古のキャンピングカーは、場合によっては多額のメンテナンス費用がかかる可能性があります
通常、装備品のほとんどはパーツ交換を行えば簡単にメンテナンスができますが、車体の錆びによる内部の異常や雨漏り、キッチン周りの水漏れなどは修理に数十万円ほどかかることも。
安さを重視して中古のキャンピングカーを購入したのに結局新品と変わらない値段になってしまった、ということにならないように設備の状態などをしっかりと確認することが大切です。また販売店の担当者に修理の必要があるか、あるならどれくらいの費用がかかるのかなども確認しましょう。

販売店で実際に触ってみる

新車のキャンピングカーの場合は基本的に受注生産となるため、注文したいキャンピングカーそのものを事前に体験することはできませんが、中古車の場合は実際に販売店で触ることができます
年式や装備、価格などの情報を見ると魅力的でも、実際に見てみることで思っていたよりも劣化が大きかったり、反対に良い状態を保っていたりします。最終的には販売店で現物を確認しながら、スタッフにも状態などについて相談しつつ決めると良いでしょう。

販売店のアフターサービスは充実しているか

キャンピングカーを購入する際は、その販売店のアフターサービスが充実しているかどうかを確認しましょう。
中古のキャンピングカーは専門のディーラー、または製造会社で購入するのが主流です。中でもキャンピングカーの普及促進活動を行う団体である「日本RV協会」の加盟店は、キャンピングカーに詳しいスタッフが多数在籍しています。また、購入後の保証やアフターサービスが充実しているためおすすめです。


納得の中古キャンピングカーを手に入れて出かけよう

中古のキャンピングカーは購入費用が抑えられる、納車までの期間が短い、すでにオプション装備が充実しているなど、新車では得られにくいさまざまなメリットがあります。もちろん中古車ゆえのデメリットもありますが、購入前にキャンピングカーの状態を確認したり、販売店にこまめに足を運んだりすることで、ある程度フォローすることが可能です。
中古のキャンピングカーを購入する際は、上記の購入時のポイントを押さえることで初心者でも失敗しにくくなります。「新車にこだわりがない」「限られた予算でキャンピングカーを購入したい」という人は、展示会などに足を運んだり、積極的に情報収集を行ったりしながら、自分が納得できる中古のキャンピングカーを探してみてはいかがでしょうか。

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