眠り心地を選ぼう!キャンピングカーベッドの種類と走行時の注意点

キャンピングカーコラム

眠り心地を選ぼう!キャンピングカーベッドの種類と走行時の注意点


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キャンピングカーならではの装備の1つに、就寝用のベッドがあります。キャンピングカーに分類される自動車は小さいモデルでもベッドが搭載されており、体を伸ばして眠ることが可能です。そのため、キャンピングカーを選ぶ際はベッドの数や種類も考慮するのがおすすめです。

今回はキャンピングカーに搭載されるベッドの種類やメリット・デメリットについてご紹介するので、ぜひキャンピングカー選びの参考にしてください。


キャンピングカーのベッドの種類


キャンピングカーにはさまざまな種類のベッドがあります。ベッドを自由に選べるわけではないため、ベッドのタイプ・大きさ・就寝可能人数を比較しつつ、他の要素も踏まえながらキャンピングカーを選ぶことが大切です。

バンクベッド

バンクベッドは、キャブコンと呼ばれる大型のキャンピングカーによく搭載されているベッドです。運転席の上部に大きく突き出した部分があり、この中をベッドとして使用できるようになっています。

バンクベッド部分はベッドとして使うことを前提としており、他の家具を設置することはほとんどありません。荷物置きとしても使えますが、その場合は走行中に落ちないよう注意が必要です。バンクベッドの就寝可能人数は、1~3名となっています

ダイネットベッド

普段は座席やテーブルなどで構成されるダイネット部分で、側面などに収納してあるマットを展開するタイプのベッドです。軽キャンパーやバンコンなど、居住スペースが比較的狭いキャンピングカーに多く採用されています。

展開や収納の手間はありますが、就寝時とそれ以外で居住スペースを別の目的に使用できるという特徴があります。また、各ビルダーとも簡単に展開と収納ができるようさまざまな工夫をほどこしています。

常設ダブルベッド

キャブコンなど大型のキャンピングカーに採用されることが多い、大きくてしっかり眠れる常設のベッドです。常設なので展開式と比較するとその他の用途には使えませんが、その代わり厚くて眠りやすいマットレスを備えています。ベッドの下は収納スペースになっていることが多く、荷物をたくさん積み込むのにも適しています。

2段ベッド

できるだけスペースを節約しつつ就寝人数を増やすために、2段ベッドを搭載しているキャンピングカーもあります。2段ベッドは車体の大きいキャブコンなどの他、小型のキャンピングトレーラーにも採用されています。

ポップアップのベッド

キャンピングカーの中には、居住スペースを広くする目的で屋根部分が上へ跳ね上がる「ポップアップルーフ」を備えているモデルが多くあります。ポップアップルーフは居住スペースに限りがある軽キャンパーやバンコンで多く採用されており、ほとんどはベッドとして使用します。就寝可能人数は1~2名となっています。

プルダウンベッド

ヨーロッパ製のキャンピングカーに多く見られる、天井にベッドを収納しておくタイプのベッドです。普段は運転席付近の天井にベッドが収納されており、使用するときだけプルダウンします。電動タイプを選べば、展開・収納を楽に行えます

車の上に乗せるルーフテント

キャンピングカーだけでなく、ルーフキャリアがあればどの車でも使用できるのがルーフテントです。ルーフテントはテントを車の上に乗せられるように設計したもので、ベッドとは違いますが、車内のベッドともテントとも違う特別感のあるシチュエーションで睡眠が取れます。


キャンピングカーのベッドのメリットとデメリット

キャンピングカーにベッドが搭載されていることで、以下のようなメリット・デメリットがあります。

メリット

キャンピングカーにベッドがあると、体を伸ばして眠れるようになり、車中泊でも疲れをしっかり取れるようになります。宿泊施設を使わないことで移動距離を稼ぐことができ、また旅行全体の費用が抑えられる場合もあります。

また、車の中で眠るという非日常の体験は、日常を忘れて楽しむ旅行ではかけがえのない経験です。自身のキャンピングカーであれば宿泊施設とは違い、周りへの配慮を忘れなければ基本的に自由なので、好きなことをして過ごせます。

ベッドがあると、仮眠する際にも体をしっかり休めることができます。普通の車でもリクライニングを倒せば休憩できますが、体はフラットにならず、足がペダルの近くにあるので体が緊張して上手く休めないこともあります。キャンピングカーであれば、道の駅やSA、PAなどでの短時間の休憩でも疲れを取ることが可能です

デメリット

キャンピングカーに搭載されているベッドは、展開式のマットだと固く、人によっては疲れがきちんと取れないことがあります
旅行ではさまざまなところに立ち寄ったりアクティビティを楽しんだりと体が疲れているため、夜はしっかり体を休めることが大切です。キャンピングカーのベッドでは疲れが取れなさそうという方は、キャンピングカーを使った旅行よりも宿泊施設のほうが向いているかもしれません。

また、車内スペースを活用して作ったベッドスペースは自身の体格や就寝人数によっては狭いと感じることがあります。その場合は割り切って考え、旅行全体のスケジュールを立てましょう。

車には衝撃を吸収するためのサスペンションがあり、寝返りを打つ勢いで車体が揺れるというデメリットもあります。慣れれば気にならなくなってきますが、最初は気になってなかなか寝つけないかもしれません。


走行中のベッド使用は可能?


せっかく搭載されているキャンピングカーのベッドですが、走行中、同乗者はベッドを使用することはできません。すべての自動車は走行中にシートベルトの着用が義務づけられており、キャンピングカーでも同様に同乗者は座席に座ってシートベルトを着用しておく必要があります。
法律で定められているという点だけでなく、走行中のベッド使用は非常に危険なため、控えましょう

走行中に体を休めるには、座席のリクライニングを少し倒し、背を預けるようにします。完全に倒すとシートベルトの意味がなくなってしまうので、注意しましょう

走行時のその他の注意点

キャンピングカーの座席レイアウトによっては、走行中、ベッドだけでなく座席も使用できないケースがあります。2017年の道交法改正により、改正後に新たに乗用車登録された車においては、走行中に横向きの座席を使用することが禁止されたためです
キャンピングカーとして8ナンバー登録をしている場合は例外となり、改正前に登録されている乗用車も例外となるため、よく確認しておきましょう。なお、横向き座席が使用できるキャンピングカーでも、シートベルトの着用は必須です

運転席・助手席と居住スペースがつながっていないキャンピングトレーラー、ピックアップキャビンのタイプであれば、走行中すべての座席が使用禁止となるため注意が必要です。キャンピングトレーラーやピックアップキャビンの場合は目的地に着いてエンジンを停止してから使用するために作られているため、複数人で移動する場合は移動手段についても確認しておきましょう。


快適な睡眠にもこだわろう

快適な車中泊ができるキャンピングカーの中にもさまざまなベッドがあり、使い勝手や眠り心地、就寝人数が変わります。就寝はキャンピングカー選びに重要な要素ですので、よく比較しながら自身のスタイルにぴったりのキャンピングカーを選んでください。

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