ハイエースのキャンピングカーの買取相場と高価買取される車種・ポイントを徹底解説
公開日:2024年11月15日- カテゴリー:
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乗らなくなったキャンピングカーをお持ちの方には「売却するときの相場はいくらか?」「キャンピングカーは一般的な中古車販売業者でも買取は可能か?」といった疑問をお持ちの方も多いでしょう。
キャンプブームにより、日本のキャンピングカー市場も拡大し、中古のキャンピングカーも一定の需要がでてきました。特にハイエースに代表されるバンを改造した「バンコン」はほかのキャンピングカーに比べると需要や人気が高い傾向にあります。
車種や状態によっては高値で買取してもらえる可能性もあるでしょう。
今回の記事では、ハイエースをベース車としたキャンピングカーの買取相場や、高値買取してもらえるポイントを紹介します。
キャンピングカーの中古市場について
まずは、キャンピングカーの中古市場について簡単にご紹介します。
キャンピングカーの主な種類は以下の5つです。
- バスをベースとしたバスコン
- トラックをベースにしたキャブコン
- バンをベースにしたバンコン
- 軽自動車をベースとした軽キャン
- 独立した居住空間を自家用車などで牽引するキャンピングトレーラー
中でも、バンコンは「普段使いの車としても使える」「細い道でも走りやすい」といった理由で人気が高い車です。
バンコンの新車価格の相場は400万~1000万円と幅があります。
この値段はベースを改造する業者や装備によって変わり、居住性を高めるほど高くなる傾向があります。
そのため、「良いキャンピングカーを少しでも安く購入したい」といった方に中古車が人気となっています。
ハイエースを改造したバンコンも、状態や車の品質次第では高値で買取してもらえる可能性があるでしょう。
ハイエースをベースにした中古買取価格相場と高値買取のポイント
ここでは、ハイエースの買取価格相場と高値買取のポイントを紹介します。ハイエースを売却したい方はもちろんのこと、中古車購入を検討している方も参考にしてください。
ハイエースをベースとしたキャンピングカーの買取相場と買取実績
ハイエースをベースとしたキャンピングカーの買取相場は、100万円台や200万円台など車種や状態によって様々です。
ハイエースをベースとしたキャンピングカーはいろいろな業者が製造・販売しています。
そのため、装備の内容だけでなくキャンピングカーメーカーや、査定を依頼した業者によっても変わってくるでしょう。そのため、正確な査定額を知りたい場合は、複数の業者に相見積もりをするのもおすすめです。
フジカーズジャパンで高価買取となるハイエースキャンピングカーの車両をいくつかご紹介します。
ビルダー | 車名 | 年式 | 高額査定のポイント | 買取相場 |
トイファクトリー | バーデングランデカーサホームスタイル | 2020 | ディーゼル&4WD | 800万円~ |
トイファクトリー | ヴォーグアルタモーダ | 2020 | 家庭用エアコン付き | 850万円~ |
トイファクトリー | バーデングランデ | 2015 | 4WD | 600万円~ |
レクビィ | カントリークラブスーペリアA | 2022 | 温水ボイラー付き | 760万円~ |
ナッツRV | リークⅡ | 2022 | ディーゼル&4WD | 620万円~ |
デルタリンク | ダーウィンQ3 | 2022 | 家庭用エアコン付きディーゼル&4WD | 770万円~ |
キャンピングカーの査定ポイント
バンコンを含むキャンピングカーの査定ポイントは、以下の通りです。
- 年式
- 走行距離
- 車内設備の状態やランク
- エンジン形式
- 駆動形式
- オーナーの数
年式や走行年式、オーナーの数をチェックされるのは、一般的な自動車と一緒です。年式が新しく、走行距離が短い、「新車により近い」キャンピングカーのほうが高値がつきやすい傾向があります。中古車を売却する場合はオーナーの数が少ないほうが高値が付く傾向があります。
また、海や寒冷地に頻繁に出かけたなどの理由で車体が傷んでいる場合は、年式のわりに査定額が低くなる場合もあるでしょう。
キャンピングカー特有の査定ポイントは、ベッドや水回りなど居住部分の設備です。キャンピングカーにはベッドやキッチンなど生活できる設備が整っており、状態や質を査定されます。以下のようなキャンピングカーの査定額は高くなりやすいでしょう。
- 設備の品質が高い
- エアコンやポップアップルーフ、ソーラーパネルなど人気のオプションがついている
- 設備の使用感が少なく新車に近い状態
反対に、以下のような状態だと査定額が下がる傾向があります。
- 設備が劣化している、もしくは大規模な修繕が必要
- 設備に大きな損傷はないが、取れない臭いや落ちない汚れがついている
品質が高い設備であっても手入れが不十分だったり経年による劣化が激しかったりすれば、査定額は下がります。また、エアコンや電子レンジなどの電化製品は経年とともに価値が下がっていき、5年を超えると交換が必要になってくる場合もあるでしょう。
また、キャンピングカーは装備の分車体が重くなるため、ガソリンエンジンよりパワーがあるディーゼルエンジンのほうが査定額が高くなる可能性があります。また、駆動形式は4WDが人気あり、査定アップに繋がります。
ハイエースキャンピングカーを高価買取してもらうためのポイント
ハイエースをベースとしたキャンピングカーを高く買取してもらうためには、いくつかのポイントがあります。ここでは、高価買取をしてもらうコツとして、抑えるべきポイントを紹介します。
キャンピングカーが不用になったら早めに査定してもらう
キャンピングカーは駐車場に長時間停めておくだけで、エンジンや設備は劣化が進んでいきます。長い間運転していないと、エンジンがかからなくなるなどのトラブルが発生する可能性もあるでしょう。
内部の設備も放置すれば劣化してカビが生えたり紫外線等が原因で破損したりするケースもあります。
そのため、キャンピングカーが不要になったら早めに査定に出しましょう。また、将来買取に出すことを前提に新車を買う場合は、定期的なお手入れが重要です。
キャンプで車を利用した場合だけでなく、最低でも1ヵ月に1度程度は車を運転し、設備を掃除し、車内の空気を入れ替えます。可能ならば、定期的にドライブへ出かけるといいでしょう。
買取実績が豊富な業者やキャンピングカー専門の業者を選ぶ
キャンピングカーを買取してくれる業者には、以下のような種類があります。
- キャンピングカーを専門に売買している業者
- キャンピングカーの買取実績が豊富な中古車販売業者
- 一般的な中古車販売業者
キャンピングカーを売却するならば、専門業者や買取実績が豊富な業者を選ぶことが大切です。キャンピングカーに関する豊富な知識もあり、正確な査定額を出してくれるので信頼できます。
また、買取だけでなく販売も行う業者は販売ルートが確立されているため、一般的な中古車販売業者と比べると査定額も高めになりやすいでしょう。
キャンピングカーを掃除したうえで査定に出す
査定を受ける前に、キャンピングカーをきれいにしておきましょう。取れる汚れはできるだけ落としておくと、査定額がアップする可能性があります。外装はもちろんのこと、水回りなどの設備も、カビやぬめりなどが発生していないかもチェックしましょう。
また、ペットと一緒に利用しているならば、消臭もできる限りしておきます。
このほか、「点検整備記録簿」もそろえておくと定期的にメンテナンスがされている証明にもなります。設備の取扱説明書や保証書も可能な限りそろえておきましょう。
まとめ:ハイエースをベースとしたキャンピングカーを売却するなら業者選びも重要
ハイエースをベースとしたキャンピングカーは中古市場でも人気があるので、「買い手がつかなくて困っている」といったことにはなりにくいでしょう。ただし、できるだけ高く売却したいならば、業者選びも大切です。キャンピングカー専門店や買取実績が豊富な業者を選びましょう。そうすれば、正確な査定をしてもらえます。
キャンピングカーの売却をご検討であれば、キャンピングカーの販売・買取専門業者のフジカーズジャパンへご相談ください。
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