ハイエースを自分仕様に!キャンピングカーのカスタム

キャンピングカーコラム

ハイエースを自分仕様に!キャンピングカーのカスタム


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トヨタから販売されているハイエースは、商用バンとして人気なだけでなく、キャンピングカーのベース車としても広く採用されています。また、ハイエースは人気車種であるゆえにカスタムパーツも幅広く販売されており、ハイエースをベースにしたキャンピングカーも自分なりのカスタムを施すことが可能です。

今回は、キャンピングカーとしてのハイエースの概要、ハイエースのカスタムできる内容についてご紹介します。


ハイエースとは

トヨタ・ハイエースは、主に商用で人気のバンです。耐久性が高く、走行性能も高いことから商用車としての利用が多く、街中でもよく見られます。サイズ展開が豊富なことも特徴で、目的にあわせて選択が可能です。
車内スペースに座席を配したワゴンタイプもありますが、キャンピングカーのベース車として主に選択されるのはバンタイプです。

キャンピングカー「バンコン」の人気ベース車

キャンピングカーの中にもいくつかの種類があり、軽自動車をベースにした軽キャンパー、トラックなどをベースにした大型のキャブコンなどがあります。
その中でも、バンをベースに作られている「バンコン」のタイプは、多くがハイエースをベースにしています。

ハイエースが人気である理由に、走行性能が高いこと、豊富なサイズ展開があることなどが理由として挙げられます。例えば、車体の長さにはロングとスーパーロングが、車体の高さには標準とミドルとハイがあり、広さの選択肢が豊富です。
各キャンピングカービルダーが工夫を施し、さまざまな機能性を持たせたバンコンが製造されています。

カスタムカーとしても人気

ハイエースはキャンピングカーのベース車として人気ですが、自分でさまざまなカスタムを施すカスタムカーとしても人気です。ハイエースは広い車内スペースを持っていることから、車内を好きなようにカスタムして出かけるという需要があります。

見た目をカスタマイズできるパーツも多いため、ハイエースから作られたバンコンでもカスタムを施すことが可能です。


見た目に差をつける!ハイエースのカスタム

バンコンはキャンピングカーとしては車体が大きすぎず、車内スペースには十分な装備があるというバランスの良いキャンピングカーですが、基本的に外見はハイエースそのままです。
ここでは、周りと見た目に差をつけられる7つのカスタムについてご紹介します。

ホイール

車のカスタイマイズの代表的な箇所の1つが、ホイールです。
ホイールの種類によって見た目を変えられる他、スチールホイールからアルミホイールに変えることで車両総重量を軽くできたり、インチアップすることで乗り心地を変えることができたりします。

ホイールをインチアップする場合は、装着するタイヤにも注意が必要です。
タイヤに求められる性能は車によって決まっているため、付けられるタイヤの種類や、メンテナンス時の空気圧が決まってきます。

ホイールやタイヤについては、以下の記事を見ることで理解を深められます。
知れば簡単!キャンピングカーの安全性を高めるタイヤの空気圧

エアロ

エアロとは、車体に取り付ける部品のことを指し、走行時の空気の流れを変える効果があります。シルエットが変わるため、ドレスアップ目的でエアロを取り付けることもできます。
スポーツカーの後ろ部分に付けられているウイング(リアスポイラー)が、エアロとしては代表的です。

エアロの種類としては、例えば車の前面に取り付けるフロントスポイラーがあります。フロントスポイラーは正面から受ける気流を車体の上へ流し、エンジンを冷やしつつ、車体を上から押し付けて走行の安定性を増します
車のフェイスの印象が変わるため、好きな見た目のエアロを取り付けるのもおすすめです。

グリル

グリルとは、主に左右のヘッドライトの間にある格子状の部分を指します。機能としてはエンジンやラジエーターに空気を送り、冷却する役割があります。
また、車のデザインの印象を大きく左右する部分であることから、メーカーは趣向を凝らしたグリルをデザインしています。

ハイエースはカスタムカーとして人気であることから、見た目を大きく変えられるグリルのカスタムパーツは豊富に用意されています。

その他エクステリア

ハイエースには上記以外のエクステリアパーツも豊富に用意されています。
例えば、ヘッドライトの下にあるフォグランプをカスタマイズするパーツや、ヘッドライトやテールランプそのものを変えるパーツなどです。

インテリアパネル

インテリアパネルとは、運転席のハンドル周りから助手席まで広がっているパネル部分を指します。ハイエースでは、この部分を好みの見た目のパネルに変えることができます。
また、フロントドアのパネルやシフトバーのパネルなどもカスタムパーツがあります。

アウトドア用カスタム

アウトドアシーンに役立つさまざまなカスタムパーツもあります。例えば、車中泊するときに嬉しいカーテンや、スライドドアに取り付けられる防虫ネット天井部分に荷物を収納できるようになるバーなどがあります。
キャンピングカーによってはすでに架装されていて取り付けられないこともありますが、機能をさらに拡張することも可能です。

リフトアップ、ローダウン

車のカスタマイズとして、リフトアップやローダウンも一般的です。リフトアップでは車高を上げ、ローダウンでは車高を下げます。走り心地を調整する目的でも行われますが、見た目の変化を楽しむ目的でも行われます。

ローダウンでは底が地面スレスレになり、走行の安定性が増すことから、スポーツカーやミニバンで人気です。ハイエースも外観がバンのため、ローダウンで地面スレスレにするとかっこよく仕上がります。
一方、リフトアップでは車高が上がり、オフロードにおける走行性が増します。キャンピングカーで不整地の多いところへ繰り出したい場合は、リフトアップが機能的です。


ハイエースの快適性を上げるカスタム

キャンピングカーはベッドや座席のレイアウト、その他家電などを積んでいることから、ベース車より重量が重くなり、結果的に走行性が悪くなります。快適性を上げるカスタマイズを行うことで、乗り心地を改善することが可能です。

スタビライザー

車の走行時の揺れを軽減する装備として、スタビライザーがあります。

スタビライザーは基本的にどの車にも装備されていますが、サードパーティ製のものに換装することで揺れをさらに軽減できる可能性があります

スタビライザーは車の左右のバランスを調整するためのパーツで、主にロール(横揺れ)を抑制し、走行の快適性を上げます。ロールが抑制されることで、カーブ時の揺れが軽減され、後部座席に座っている同乗者が車酔いしにくくなります。

ショックアブソーバー

スタビライザーと同じく走行時の快適性において重要なのが、地面からの衝撃を吸収するショックアブソーバーです。車が段差を上り下りする際の強い突き上げを抑制したり、地面の高低差で発生する縦揺れを抑制したりします。

ショックアブソーバーはその車に合わせたチューニングが重要なため、ハイエースからキャンピングカーに架装した際に適切な調整になっていない可能性があります。より適したものに替えることで、乗り心地の改善につながります。

各種電装

電装系のカスタムパーツを付けることで、乗り心地をコントロールすることができます。
例えば、一定の速度での走行を維持するクルーズコントローラーがあります。クルーズコントロールが可能になれば、高速道路での走行で疲れにくくなります。


カスタムで自分だけのキャンピングカーにしよう

ここまでご紹介したように、ハイエースにはさまざまなカスタムパーツが用意されています。その多くはハイエースベースのキャンピングカーでも有効なため、自分だけのキャンピングカーに仕上げることも可能です。

一方で、正しくカスタムしないと車の安全性を損なう可能性もあります。正しい知識を身に付けるか、パーツの販売店に取り付けを任せるなどして安全なカスタマイズを楽しみましょう。

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