種類ごとに違う?キャンピングカーの乗車人数について解説

キャンピングカーコラム

種類ごとに違う?キャンピングカーの乗車人数について解説


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車内が車中泊仕様に架装され、車内で過ごしながら快適なキャンプができるのが魅力のキャンピングカーですが、乗車定員には気をつける必要があります。また、乗車定員の他にも就寝定員があり、やはり利用する人数には注意が必要です。
今回は、キャンピングカーの乗車定員やキャンピングカーの種類ごとの特徴についてご紹介します。


キャンピングカーの乗車定員は普通車とは違う?


普通車の乗車定員はわかりやすく、軽自動車は4人まで、後部座席が1列の普通乗用車は5人までなどの定員が設けられています。キャンピングカーも同じように乗車定員がありますが、ベースとなった車両の乗車定員をそのまま引き継いでいるわけではないため注意が必要です

例えば、同じハイエースをベースに作られたキャンピングカーでも、椅子の配置によって乗車定員は6人だったり8人だったりと差があります。キャンピングカーを選ぶ際は、何人で使うかを考えながら乗車定員についてもチェックすることが大切です。

また、キャンピングカーには乗車定員の他に就寝定員もあります。就寝定員は何人まで眠ることができるかという規定で、多くの場合は乗車定員より少ないためこちらもよく確認する必要があります。
例えば軽自動車をベースにした軽キャンパーの場合、乗車定員は軽自動車と同じ4人であることが多いですが、就寝定員は2人か3人というモデルも多くあります。

キャンピングカーの横向き座席は禁止になった?

キャンピングカーには、横向きの座席を備えたモデルも多くあります。その一方で、2017年7月26日より、この日以降に製造された3ナンバーと5ナンバー車にて横向きの座席の使用が禁止になりました。

ただし、キャンピングカーの多くは特殊車両に分類される8ナンバーであり、8ナンバーの場合は現在でも横向きの座席は使用できます。8ナンバーに分類されない軽キャンパーも、車体の小ささから横向きの座席を使用しているモデルはまずないので、キャンピングカーにおいては影響が少ないと言えます。

なお、横向きの座席に限らず、走行中は安全のためにシートベルトの着用が重要です。

乗車定員に関わらず、基本は普通免許で運転ができる

どの運転免許を取得しているかで運転できる車の種類は変わりますが、キャンピングカーの場合、普通免許があればほとんどのキャンピングカーを運転できます

普通免許で運転できる車は乗車定員が10人以下の車となっています。例えばマイクロバスは乗車定員が10人を超えるため、普通免許では運転ができませんが、マイクロバスをベースにしたバスコンは座席が減り乗車定員が10人を切っていることがほとんどなので、普通免許で運転ができます

なお、普通免許は取得の時期によって運転できる車の総重量と最大積載量が変わります
2007年6月1日までに普通免許を取得している場合、総重量8トン未満まで運転できます。
2007年6月2日~2017年3月11日の場合は、総重量5トン未満まで運転できます。
2017年3月12日以降の場合は、総重量3.5トン未満まで運転できます。

キャンピングカーの総重量はほとんどが3.5トン以下ですが、大型のモデルに乗りたいと考えている場合は総重量を確認するようにしましょう。

キャンピングカーの運転免許については、以下の記事にてさらに詳しくご紹介しています。
中型免許?普通免許?キャンピングカーの運転に必要な免許について


キャンピングカーの種類と乗車人数


ここからは、乗車人数ごとのキャンピングカーの特徴についてご紹介します。

1人~におすすめ

キャンピングカーは大型の車のイメージがあるかもしれませんが、1人や少人数にぴったりなサイズのキャンピングカーもあります。

軽キャンパー

軽キャンパーは、乗車人数4人以下の軽自動車をベースにしたキャンピングカーです。乗車定員はほとんどのモデルが4人ですが、就寝定員は2人と限られていることが多くあります。モデルによっては、4人まで就寝できることもあります。

軽キャンパーはその他のキャンピングカーと比べて車体が小さく、居住スペースに限りがあるため、居住スペースを拡張するための工夫としてポップアップルーフを備えているモデルが多くあります。ポップアップルーフは天井が上に開き、そのスペースを就寝スペースとして使える仕組みで、これがあるモデルは就寝定員が多くなります。

その他の特徴として、少人数向けならではのユニークなモデルが多い点も特徴です。例えば、釣り道具を収納するためのさまざまな工夫をほどこしたモデル、ペットと一緒の旅行を楽しむためのモデルなどがあります。

フジカーズジャパンでは、さまざまな軽キャンパーを取り扱っています。気になる方は以下のページから探してみてください。
軽キャンパー

3人~におすすめ

家族や友人など、3人以上でキャンプやアウトドアを楽しむ人が多く、キャンピングカーの中でもこのクラスのモデルは特に豊富です。キャンピングカーの種類としては、バンコンやキャブコンが挙げられます。

バンコン

バンコンは、商用バンをベースに作られたキャンピングカーです。ベース車としてよく使われるトヨタ・ハイエースは、乗車定員の多いワゴンタイプで10人まで乗れますが、バンコンになると乗車定員は5~8人程度が一般的です。就寝定員はさらに少なくなり、多くのモデルは3人~6人程度となっています。なお普通免許を所持していれば、運転が可能です。

バンコンは軽キャンパーよりは大きな車体を持っていますが、居住スペースは限られています。そのため、座席の位置やベッドを展開した場合のレイアウトなどは空間を効率良く使うために工夫されており、ポップアップルーフを備えているバンコンもあります。

フジカーズジャパンでも多くの種類のバンコンを取り扱っているので、ぜひ以下のページをご参照ください。
バンコン

キャブコン

キャブコンは、トラックの荷台に居住スペースを架装して作ったキャンピングカーです。大きなキャビンと運転席の上部に飛び出したバンクベッドが特徴的で、最もキャンピングカーらしい見た目と言えます。居住スペースが広く、ほとんどの場合バンクベッドが備えられているため、就寝定員は5~7人とバンコンよりも多いものが一般的です。

キャブコンは成人男性が中を立って歩けるほど広く、座席やベッド、家具などは余裕を持って配置されており、より快適に過ごせるように工夫されたモデルが多くあります。

フジカーズジャパンのキャブコンのラインナップについては、以下のページからご覧ください。
キャブコン

6人~におススメ

大人数でキャンプやアウトドアを楽しみたい、長期の旅行を楽しみたいという場合には、さらに大型のキャンピングカーを選ぶこともできます。

バスコン

バスコンは、マイクロバスなどをベースにして作られたキャンピングカーです。乗車定員や就寝定員はキャブコンと大きく変わるわけではありませんが、中には乗車定員が10人までとたくさんの人が乗れるモデルもあります。

バスコンはキャブコンよりもさらに居住スペースが広いですが、座席やベッドの数を増やすのではなく、多くのモデルは広さや高級感を意識した作りにしています。車体が大きくても乗車定員が5人と少ないモデルもあるので、定員の人数はよく確認しましょう。

フジカーズジャパンで取り扱っているバスコンについは、以下のページからご覧ください。
バスコン

その他のタイプ

ここまでご紹介したキャンピングカーとは別のタイプとして、キャンピングトレーラーもあります。キャンピングトレーラーはキャンピングカーとしての機能をトレーラーに集約したタイプで、ヘッド車を使って牽引します車体総重量が750kg以下のキャンピングトレーラーであれば、牽引免許がなくても運転できます

キャンピングトレーラーには小型車のような大きさのモデルもあれば家を運んでいるかのような巨大なモデルもあり、就寝定員はモデルにより変わります。なお、キャンピングトレーラーは走行中に乗ることができないため、乗車定員は設定されていません

フジカーズジャパンで取り扱っているキャンピングトレーラーについては、以下のページをご覧ください。
キャンピングトレーラー


乗車定員も見ながらキャンピングカーを選ぼう

キャンピングカーはモデルごとに内装を工夫していることから、普通車と異なり、乗車定員や就寝定員の人数はモデルによりまちまちです。小さいモデルでも多くの人が乗れる場合もあれば、巨大なモデルでも意外に人数が限られていることもあるので、何人で使いたいかも考えながらキャンピングカーを選びましょう

キャンピングカーの種類ごとの特徴については、以下の記事にて詳しくまとめているのであわせてご覧ください。
検討中の方必見!キャンピングカーのメリットや種類ごとの楽しみ方

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