キャンピングトレーラーの特徴や人気ランキングをチェック!
公開日:2022年3月18日- カテゴリー:
目次
その他のキャンピングカーとは一味違い、ヘッド車を使って牽引するのが「キャンピングトレーラー」です。
今回は、キャンピングトレーラーの特徴や選び方、おすすめキャンピングトレーラーのランキングをご紹介するので、キャンピングカー選びの参考にしてください。
キャンピングトレーラーとはどんなもの?
キャンピングトレーラーとは、トレーラーの中にキャンピングカーのような機能を持たせたものを指します。ベースがトレーラーのため自走せず、ヘッド車で牽引することで使います。
トレーラーというと大型のものを想像するかもしれませんが、小型のキャンピングトレーラーもあります。車両総重量が750kg以下のキャンピングトレーラーであれば、牽引免許を取得しなくても普通免許で牽引が可能です。
キャンピングトレーラーは走行中に乗車できないという特徴がありますが、座席を考慮せずにレイアウトできる側面があり、大きさや内装によって多くの選択肢があります。また、他のキャンピングカーと違い、アウトドアに繰り出すときは牽引してそうでないときはヘッド車だけで走るといった使い分けができます。
キャンピングトレーラーの特徴や魅力については、以下のコラムにて詳しく解説しているのであわせてご覧ください。
キャンピングカーと比較!大型キャンピングトレーラーの魅力と注意点
キャンプの楽しみ方が大きく広がるキャンピングトレーラーの魅力!
キャンピングトレーラーを選ぶのに向いている人
キャンピングカーではなくキャンピングトレーラーを選ぶのに向いているのは、主に以下のような人です。
すでに乗用車を持っている人
すでに乗用車を所持しており、キャンピングカーを購入したいと思ったとき、選択肢としては「売却して乗り換える」「キャンピングトレーラーを購入する」「キャンピングカーを増車する」の3つがあります。
乗用車が新しくまだまだ使えるなどの理由で手放したくない場合は、キャンピングトレーラーが大きな選択肢となります。
キャンピングトレーラーであればすでに所持している乗用車で牽引できることがほとんどなので、乗用車を手放さずに快適な車中泊やキャンプを楽しめるようになります。
なお、キャンピングトレーラーは使わないときに保管しておく場所が必要になるなどその他のキャンピングカーと勝手の異なる面が多いため、購入の際は自身の目的や環境に合っているかをよく検討しましょう。
柔軟な使い方がしたい人
キャンピングトレーラーはヘッド車とワンセットで運用する性質上、柔軟な使い方ができます。例えば、オートキャンプ場にキャンピングトレーラーを置いておき、乗用車だけで身軽に観光地を回るといった使い方が可能です。
機能性や広々とした居住スペースを有したキャンピングカーを購入すると、日常使いにするのが難しくなりますが、キャンピングトレーラーの場合はヘッド車を日常使いにできます。
キャンピングトレーラーの選び方
自身に合ったキャンピングトレーラーを選ぶ際は、以下のポイントをぜひ参考にしてください。
使う人数に合わせてサイズ・内装を選ぶ
キャンピングトレーラーには、牽引免許不要の小型のタイプから豪華な内装の大型のタイプまでさまざまな種類があります。使う人数に合わせて、最適なものを選びましょう。
就寝人数
キャンピングトレーラー選びでまず確認したいのは、就寝人数の目安です。小型のキャンピングトレーラーは取り回しが比較的良いですが、大人数で使用するには向きません。
なお、キャンピングカーであれば乗車人数も考慮に入れますが、キャンピングトレーラーの場合は走行中の乗車ができないので駐車中に使用する人数で検討しましょう。
車両総重量
すでにご紹介しているように、車両総重量が750kg以下か超えるかで牽引免許の要不要が変わります。
牽引免許を持っていない方はは750kg以下のモデルから選択することになりますが、使用する人数が多い場合は無理にトレーラーに固執せず、キャブコンなど大型のキャンピングカーも視野に入れてみましょう。
用途に合わせて設備や装備品を選ぶ
キャンピングトレーラー選びでは、大きさ以外にも用途に合わせた設備や装備品も重要です。
ギャレー
シンクやコンロ、冷蔵庫などキッチン周りをまとめたギャレーは、キャンピングトレーラー選びにおいて重要です。
出先でまったく料理をしないのであればギャレーは重視しなくてもいいですが、バーベキューなど料理を楽しみたい場合はギャレーの大きさや使い勝手をよく確認しましょう。
水回り
キャンピングトレーラーにおいて、水回りの設備は旅先での快適さを大きく左右します。
例えば、シンクで使う水のタンクはどれだけの容量があるか、トイレやシャワーは必要か、排水はどれだけ貯められるかなどがチェックポイントとなります。
空調
空調設備はキャンピングカーやキャンピングトレーラー選びにおいて特に重要なポイントです。
車中泊をするにあたって、夏はエアコンがあれば涼しく過ごすことができ、冬はヒーターがあれば温かく過ごすことができます。夏や冬にアウトドアを多く楽しみたい場合は、空調の設置を積極的に検討しましょう。
キャンピングトレーラー人気ランキング
ここからは、フジカーズジャパンおすすめのキャンピングトレーラー人気ランキングをご紹介します。
1位・・・エースキャラバンズ「エースワン 330 DL Jエディション」
おすすめ1位は、スペインのエースキャラバンズが手掛ける「エースワン 330 DL Jエディション」です。車両総重量は750kgであり、牽引免許不要で運転できます。日本仕様となり左側通行の交通状況も配慮した左エントランスの貴重なモデルです。
エースワン 330 DL Jエディションは小型のエントリーモデルでありながら4人まで就寝できる広々とした空間を持ち、標準でガスコンロや冷蔵庫、サブバッテリーなどが付いています。価格もリーズナブルで、コストパフォーマンスが高いモデルだと言えます。
2位・・・エアストリーム「Bambi 16RB」
おすすめ2位は、アメリカのエアストリームが手掛ける「Bambi 16RB」です。
エアストリームは日本でも有名なキャンピングトレーラーのビルダーであり、銀色で丸みを帯びたボディが特徴的です。
Bambi 16RBはエアストリームの中では小型のモデルで、牽引免許は必要ですが、日本の公道でも牽引しやすいと言えます。
4人が就寝可能なベッドはリア部分に常設してあり、ダイネット・ギャレー・サニタリールームを備えたバランスの良いモデルになっています。
3位・・・トリガノ「キャラベルエア アンタレス440」
おすすめ3位は、フランスのトリガノが手掛ける「キャラベルエア アンタレス440」です。
同社が手掛けるキャラベルエアシリーズの中でも小型のタイプですが、広々としたリアベッドやダイネット、コンロが3つついたギャレー、サニタリールームがあり、必要最低限の設備は揃っています。
4位・・・エースキャラバンズ「エースワン 510CDL Jエディション」
おすすめ4位は、エースキャラバンズが手掛ける「エースワン 510CDL」です。
Jエディションは日本仕様車であり、左側から乗車できるなどの配慮があります。
エースワン 510CDLは牽引免許が必要な大型モデルであり、常設2段ベッドを含み7人まで就寝可能です。80Lもの大型冷蔵庫、外からアクセスできるバゲッジドアなどを備え、大きいだけでなく利便性も高くなっています。
5位・・・クナウス「スポーツ500KD シルバーセレクション」
おすすめ5位は、ドイツのクナウスが手掛ける「スポーツ500KD シルバーセレクション」です。
車体が7mを超えるスポーツ500シリーズのモデルで、リア部分に3段ベッドを備えるなど、大人数で使用するのに向いています。
車内は縦にも横にも広く、ダイネットとギャレーが横並びになってなお人が余裕で歩けるスペースがあります。独立したシャワー・トイレルームなど、自宅のように使える設備も魅力です。
その他のキャンピングトレーラーについては、ぜひここからチェックしてみてください。
自分にぴったりのキャンピングトレーラーを選ぼう
その他のキャンピングカーとは違った魅力のあるキャンピングトレーラーですが、サイズや内装に大きな違いがあるため、よく吟味して自分にぴったりのモデルを探すことが大切です。
また、キャンピングトレーラーに限定せず、その他のキャンピングカーも含めて検討することが自身にぴったりのモデルを探すコツとなります。どのようなタイプが良いか想像しにくい場合は、販売店で相談するのがおすすめです。
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