マツダ ボンゴベースキャンピングカーの魅力再発見!中古市場の現状と探し方のコツ
公開日:2025年5月16日- カテゴリー:
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マツダ社のボンゴは、1966年~2020年まで販売されていたワンボックスカーです。ワンボックスカーの代名詞的な車種として、主に商用車として日本はもちろんのこと、海外でも活躍していました。
またボンゴベースのキャンピングカーも高い人気を誇り、バンタイプとトラックタイプの両方が販売されています。
本記事では、マツダのボンゴをベースとしたキャンピングカーの魅力と、中古車市場での探し方を紹介します。ボンゴをベースにしているキャンピングカーを探している方はもちろんのこと、中古車でのキャンピングカーの購入を検討している方も紹介します。
ボンゴベースのキャンピングカーの魅力や特長を紹介
ボンゴをベースとしたキャンピングカーの特長と魅力を紹介します。キャンピングカーには、バンをベースにした「バンコン」、トラック(のシャシー)に居住部を載せた「キャブコン」、軽自動車をベースとした「軽キャンパー」など複数の種類があります。
ボンゴベースのキャンピングカーは、キャブコンとバンコンの両方が製造されていました。
現在は、主にキャブコンが中古市場で流通しています。
マツダのボンゴベースのキャンピングカーが人気の理由
マツダのボンゴベースのキャブコンは、「コンパクトキャブコン」と呼ばれて人気がありました。キャブコンは、トラックの荷台に居住スペースを搭載したタイプのキャンピングカーです。居住スペースが広く取れて大人数で宿泊できる一方、車体が大きく普段使いが難しい、駐車場探しに苦労するといったデメリットもありました。
ボンゴベースのキャブコンは小回りがききやすく、縦横の大きさはバンと同程度です。このサイズならば駐車場探しに悩むこともありません。初めてキャブコンを運転する方でも操作しやすいのもメリットです。
なお、数は少ないですがボンゴベースのバンコンも流通しています。こちらは、荷物の積載量が多い、トラック同様に取り回しがしやすいといったメリットがあります。
マツダのボンゴベースのキャンピングカーを入手するには?
マツダのボンゴは2020年に生産が終了しているので、現在ボンゴベースのキャンピングカーを入手するには、中古車市場を探すのが一般的です。キャンピングカー人気の高まりと共に、中古車市場も活発になっています。
マツダのボンゴベースのキャンピングカーも中古市場を探せば見つかる可能性は高いでしょう。また、改造前のボンゴも中古市場で流通しています。しかし、ボンゴは生産終了した現在でも人気の高い車種です。
そのため、ベース車両としてあまり状態の良くない車でも比較的高値が付けられているケースもあります。ボンゴベースのキャンピングカーも同様です。そのため、ボンゴやボンゴベースのキャンピングカーを手に入れても、レストアの費用が高くつくケースもあるでしょう。
ボンゴベースのキャンピングカーや、ボンゴそのものを中古市場で探す場合は、状態と値段が釣り合っているかどうかチェックして購入を検討しましょう。
マツダのボンゴベースで人気のキャンピングカー
ここでは、マツダのボンゴベースで人気のキャンピングカーを紹介します。マツダのボンゴベースのキャンピングカーには、バンコンとキャブコンの2種類があります。
コンパクトサイズのキャンピングカーや、普段遣いの車とキャンピングカーを兼ねて利用したい場合は、バンコンを選びましょう。
一方、居住性を重視し、長期車中泊をしたい方はキャブコンを選ぶのがおすすめです。
AtoZ アミティシリーズ
ビルダー、「AtoZ」より販売されているアミティやアミティBoscoは、ボンゴをベースとしたキャブコンです。
アミティやアミティBoscoはキャブコンの中ではコンパクトで乗車人数は6人です。しかし、居住性は高く、キッチンやベッドだけでなくシャワーやトイレも設置できます。
車中泊はもちろんのこと、災害が発生した場合の避難先としても利用できます。
マッシュ
マッシュは、ビルダー「ナッツRV」から販売されていたキャブコンです。コンパクトでありながら居住性に優れており、積載量も多く、使いやすいキャブコンとして高い人気を誇ります。タイプX・W・Aの3種類があり、タイプX・Wにはマルチルームが設置されています。
タイプAはマルチルームが設置されていませんが、ベッドマットが取り外せて荷物スペースとして活用できます。
プチシリーズ
「プチ」シリーズは、「(株)キャンピングカー広島」が製造・販売していたバンタイプのボンゴをベースとしたバンコンです。ポップアップルーフを設置しており、コンパクトながら高い居住性がメリットです。乗車人数は5名、就寝人数は3名と少人数家族の初めてのキャンピングカーとしても適しています。
フジカーズジャパンでもボンゴベースのキャンピングカーの中古車を複数取り扱っています。オンラインでも、実際に店舗に足を運んで車種を比較して見ることもできます。
フジカーズジャパンのボンゴベースのキャンピングカー在庫はこちら
ボンゴベースの中古キャンピングカーをスムーズに購入するには?
最後に、ボンゴベースの中古キャンピングカーをスムーズに購入するポイントを紹介します。ぜひ、参考にしてください。
オンラインの中古車情報サイトを定期的にチェックする
中古キャンピングカーは、専門の取扱業者も存在します。一般的な中古車販売業者もキャンピングカーを取り扱っていますが、一般的な自動車と比べてその数は少なめです。
中古のキャンピングカーは、オンラインでも探すことが可能です。全国の在庫情報にアクセスが可能なので、定期的にチェックするのがおすすめです。
購入は可能な限り業者から
キャンピングカーを個人で売買したいとオークションサイトやフリマサイトに出品している事例もあります。さらにジモティーをはじめとする掲示板で「売ります」と宣伝しているケースもあるので、「業者を利用するより安いかも」と考える方もいるでしょう。
しかし、個人同士の売買は購入後「すぐに故障した」「購入後に見逃せない汚れ、臭い等があると分かった」といった理由からトラブルになるケースもあります。
中古車を取り扱っている業者ならば、状態を明確に示してくれるだけでなく、クリーニングも行ってくれます。中古のキャンピングカーを購入するならば、業者経由がおすすめです。
まとめ
今回は、マツダのボンゴをベースとしたキャンピングカーの特長や魅力を紹介しました。すでに生産が終了した車なので、手に入れるには中古車市場を探すしかありません。人気の車種なので、中古市場でも値段は高めで、登場したらすぐに売れてしまう可能性もあります。
こまめに業者のサイト等をチェックして希望の車が見つかったらすぐに問合せましょう。
フジカーズジャパンはキャンピングカーの製造・新車および中古車販売店です。国内市場でトップクラスのシェアを占めており、全国で約2200台のキャンピングカーを展示中です。ボンゴベースのキャンピングカーだけでなく、さまざまなキャンピングカーを実際に見学しながら比較できます。