カスタムで自分仕様に!カムロードベースのキャンピングカー

キャンピングカーコラム

カスタムで自分仕様に!カムロードベースのキャンピングカー


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キャンピングカーは既存のモデルを購入してそのまま使っても良いですが、後から自分だけのカスタムを施すことも可能です。キャンピングカーの中でも大型のタイプであるキャブコンは、トヨタ・カムロードをベースに作られていることがほとんどで、カムロード部分をカスタムすることで自分仕様の車両に仕上げられます。

今回は、カムロードの特徴やカスタムできるポイントについてご紹介します。


カムロードとは

キャンピングカーは最初からキャンピングカーとして作られるのではなく、既存の車をベースにしてキャンピングカービルダーが架装することで作られます

キャンピングカーの元となる車はベース車と呼ばれ、トヨタ・カムロードは代表的なベース車のひとつです。

カムロードはキャブコンのベース車として広く採用されていますが、一般販売されている車両ではなく、キャンピングカー向けにカスタムされた特別仕様車です。カムロードは始めからキャンピングカーを作るためにカスタムされているため、多くのビルダーが採用しています。

キャンピングカー向けの特別仕様車はカムロードしかないため、唯一無二の存在となっています。


見た目に差をつける!カムロードのカスタム

カムロードのカスタムには、見た目を変えるものと、性能を向上させるものがあります。ここでは、見た目に差をつけるための7つのカスタムについてご紹介します。

フロントグリル

フロントグリルとは、車の正面部分を指します。車の顔となる部分であり、デザインによって無骨な印象やキュートな印象にもなる、見た目として重要な部分です。
フロントグリルはメーカー純正で別オプションが用意されていることがあり、人気の車種であればサードパーティから部品が発売されていることもあります。

カムロードの場合は、例えばメーカー純正のフロントグリルが用意されており、メッキ仕様やメッシュ入り仕様にすることが可能です。

フロントバンパー

フロントバンパーはフロントグリルの下部分、地面と一番近い部分を指します。フロントグリルと同じく見た目において重要な部分であり、カスタムすることで印象を大きく変えることが可能です。

例えば、純正よりも大きくせり出したタイプのフロントバンパーを付ければ、トラック感の強いフェイスをスポーティに仕上げることができます

同じように、サイドフェンダーをカスタムすることもできます。サイドフェンダーとはタイヤから巻き上げられた泥からボディを守るためのパーツで、商品によってはフロントバンパーとセットになっているものもあります。

ホイール・タイヤ

ホイールのカスタムは、カムロードに限らず車のカスタムとして定番です。自分好みの見た目のホイールに付け替えるだけでなく、スチールホイールからアルミホイールに替えることで重量を軽くすることもできます。

タイヤをまるごと別のものに付け替えることも可能です。こちらは走行性能の改善を目的に行われることが多く、純正より大きなタイヤに替えることで走行性能の改善が期待できます。

タイヤの交換には耐荷重などさまざまな注意点があるため、販売店などに確認するようにしましょう。

マフラー

マフラーのカスタムも可能です。マフラーをカスタムすることで見た目が変わることはもちろん、エンジンのパワーを改善したり、サビや煤が付きにくくしたり、音を変えたりすることができます

例えばステンレス製のマフラーに替えることで、サビにくくなります。

ヘッドライト

ヘッドライトをカスタムすることで、見た目を変えるだけでなく、夜間の安全性を高めることもできます。

カムロードでは、2021年に登場した第4世代からはLEDライトが標準となりましたが、第3世代まではハロゲンランプなので、LEDライトへカスタムすることで夜間の視認性を上げることができます

シート

キャブコンの居住スペースではそのモデルのコンセプトに合ったシートが装備されていますが、運転席と助手席は基本的にはそのままです。運転席と助手席のシートはサードパーティ製のものに交換することが可能で、見た目を自分好みにしたり、乗り降りを楽にしたりできます

また、居住スペースのシートにはシートカバーを付けることでカスタムが可能です。


カムロードの快適性を上げるカスタム

カムロードはキャンピングカー仕様に作られたベース車ではありますが、出来上がるキャブコンは重量が重く重心も高くなるため、他のタイプのキャンピングカーに比べて快適性に劣ることが指摘されています。
ここからは、そんなカムロードベースのキャンピングカーの快適性を改善するカスタムをご紹介します。

スタビライザー

車には走行時の揺れや地面からの突き上げがありますが、これを軽減する装備としてスタビライザーとショックアブソーバーがあります。

スタビライザーは、車の左右のバランスを調整するためのパーツです。主にロール(横揺れ)を抑制するのが目的で、走行の快適性に直結します。多くの車にその車に合ったチューニングのスタビライザーやショックアブソーバーが装備されており、カムロードもその例に漏れません。

一方で、ビルダーがそれぞれ独自に仕上げたキャブコンにおいては、カムロード純正の装備だけでは不十分なこともあります。

重量が重く重心の高いキャブコンは、カーブを曲がるときにロールの影響を受けやすい特徴があります。そのためハンドリングがふらふらと安定しなかったり、特に後部座席に座っている同乗者が車酔いしやすくなったりします。
そこでスタビライザーをより強力なものにカスタムすることで、カムロードベースのキャブコンの快適性を大きく改善することが可能です。

ショックアブソーバー

ショックアブソーバーは、地面からの衝撃を吸収するためのパーツです。
ショックアブソーバーがなければ、車が段差を上り下りする際に強い突き上げが発生する他、ちょっとした地面の高低差でも縦揺れが発生します。また、ショックアブソーバーには発生した揺れを素早く抑え込むための役割もあります。

ショックアブソーバーはその車に合わせてオイル量などを調整することが必要で、キャブコンもモデルによって最適な調整は変わります。最適な調整を施したショックアブソーバーに換装することで、乗り心地の改善につながります。

サスペンション

タイヤからの衝撃を和らげるサスペンションは、通常金属製のものが使われていますが、これを空気の入ったシリンダーで代替するものを「エアサスペンション」といいます。
エアサスペンションは車高を調整するためのパーツである一方、乗り心地を調整するという機能もあります。カムロードベースのキャブコンにおいても、ロール(横揺れ)をしっかり抑制し、安定性を上げて乗り心地の改善が期待できます
一方、装備費用が高く、定期的なメンテナンスが必要で、3~5年ほどで摩耗してしまうというデメリットもあります

同様に、サスペンションの効果を調節するパーツに「リーフスプリング」があります。細長い板状のバネを重ね合わせたパーツで、キャブコンの乗り心地を改善できると期待できます。

運転支援システム

運転支援システムを後から付け加えることで、快適性を改善することができます。近年はさまざまな運転支援システムが開発され、新しい車にどんどん装備されていきますが、古い車にも付け加えることが可能です。

カスタムとして代表的なものは、スロットルをコントロールする「スロコン」です。例えば、スロコンを装備することでクルーズコントロールを可能にし、高速道路にて一定速度で走行できるようになります


自分だけのカムロード仕様を楽しもう

ここまでご紹介してきたように、カムロードは自分でカスタムすることも可能です。カムロードをベースに作られたキャンピングカーであれば、基本的にご紹介してきたカスタムは可能なので、ぜひ挑戦してみてください

カムロードをベースにしたキャブコンに興味のある方は、以下のページをぜひチェックしてみてください。

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