初心者必見!キャンピングカー旅を快適にする必需品とおすすめアイテム

キャンピングカーコラム

初心者必見!キャンピングカー旅を快適にする必需品とおすすめアイテム


カテゴリー:
タグ:


キャンピングカーに乗って気ままな旅を楽しみたい、アウトドアの趣味を満喫したいと思っても、初めは何を持っていけば良いのか分からないかもしれません。今回は、キャンピングカーの旅を快適に過ごすための必需品、あると便利なアイテム、その他キャンピングカーの設備についてご紹介します。


キャンピングカーで旅をしよう

車でありながら居住スペースを備え、ホテルに泊まったりキャンプ道具を使ったりせずに旅を楽しめるのが、キャンピングカーです。キャンピングカーは車体サイズや居住スペースに備える設備などさまざまなバリエーションがあり、乗る人によって違った楽しみ方ができます。

例えば子どもを連れて家族の思い出を作るのなら、キャンピングカーの旅はぴったりです。小さい子どもがいるうちだと本格的なキャンプはハードルが高いですが、キャンピングカーであれば気軽にキャンプができ、自然との触れ合いを体験させることができます。ペットがいてなかなか旅行に行けない、旅行に行くにしてもどこかへ預けないといけないという方でも、キャンピングカーであれば一緒に楽しめます。

気の合う仲間たちと一緒に楽しくドライブをするのもおすすめです。居住スペースの広いキャンピングカーであれば、移動中でもワイワイと仲間との時間を楽しめます。キャンプやウィンタースポーツなど、アウトドアに繰り出すにもキャンピングカーは適しています。


これを揃えておけば安心! 必要最低限のアイテム


キャンピングカーで初めて出かける際は、以下のアイテムを揃えておけば安心です。
必要なものを忘れないように、事前にチェックリストを作っておくとよいでしょう。ただし、車内がごちゃごちゃしないためにできるだけ荷物を少なくすることも重要です。

着替え

着替えは、基本的に泊数分を持っていけば問題ありませんが、1泊分多めに持っておくと追加で1泊することになった場合や服が濡れた場合などに安心です。荷物を少なくする方法として、宿泊予定のオートキャンプ場やRVパークにコインランドリーがあれば洗濯することを前提にした着替えの量にする選択肢もあります。

風呂セット、衛生用品

大型のキャンピングカーで車内のシャワーがある場合はもちろん、日帰り温泉などを利用する際にもタオルやシャンプー類は有料貸出であることが多いため、風呂セットを持って行くとちょっとした節約になります。歯ブラシやティッシュなどの衛生用品類も忘れないようにしましょう。

寝具

ダイネットの座席を倒してベッドを作るタイプのキャンピングカーであれば、寝具は必須です。また、枕が変わると眠れなくなる方は、普段使っている枕を持ち込むとぐっすり眠りやすくなります。

ライト

行く場所によっては夜にかなり暗くなることもあるため、ペンライトやランタンなどライト類を持っておくと安心です。

充電器

スマホやカメラを充電するための充電器も忘れずに持って行きましょう。シガーチャージャーにつないで充電するタイプの他、万が一キャンピングカーに何かあっても充電ができるモバイルバッテリーもおすすめです。

ソフトバッグ

長期間の旅行で大きなバッグが必要だという場合でも、トランクなどのハードケースではなく、ソフトタイプのバッグがおすすめです。キャンピングカー車内は場所によっては狭く、ハードケースだとつっかえて上手く収納できない場合があります。


プラスαで載せておくと便利なアイテム


以下にご紹介するのは、人によっては必要ないかもしれませんが、キャンピングカーに載せておくと便利なアイテムです。

小型扇風機、カイロ

キャンピングカーでは、夏は家庭用エアコン、冬はFFヒーターで快適な室温を保つことが一般的ですが、消費電力が高くサブバッテリーだけでは保たないこともあります。バッテリー式・電池式の小型扇風機やカイロがあると、キャンピングカーの電源を使わずにある程度暑さや寒さをしのぐことが可能です。

カセットコンロ

食事は旅先ならではの料理を食べに行ったり、移動やレジャーの時間を確保するために簡単に済ませたりなどの選択肢がありますが、カセットコンロを持って行くと車内でさまざまな料理を作って楽しめます。例えば、冬には家族や仲間と囲む鍋料理がおすすめです。ただし、車内でカセットコンロを使う場合は煙が充満して一酸化炭素中毒にならないよう、ベンチレーターを回す、一酸化炭素警報機を持って行くなどしましょう

キャンプアイテム

キャンピングカーはテントなどがなくてもキャンプを楽しめる車ですが、テーブルやチェアなどちょっとしたキャンプアイテムを持って行くとキャンプ気分を楽しめるためおすすめです。

耳栓

RVパークなどで車中泊する場合は、他の車のエンジン音やドアの音などが意外に気になり、夜中目が冷めてしまうことがあります。100円のものでも、耳栓を持って行くとそのような音をシャットアウトできます。

保温ボトル

特に冬は温かい飲み物が飲みたくなりますが、キャンピングカー内で電気ケトルを使うと消費電力が高く、搭載しているサブバッテリーがすぐに切れてしまう可能性があります。カセットコンロでお湯を沸かすこともできますが、あらかじめお湯を保温ボトルに入れておくと手軽さもあっておすすめです。なお、RVパークなどで外部電源を利用できれば、電気ケトルの使用も問題ありません

カメラ

スマホでも十分に写真を撮ることはできますが、旅先だと連絡やマップの確認などで普段よりバッテリーを多く消費することがあります。カメラがあればスマホのバッテリーを節約できる他、旅の思い出をより色濃く残しやすくなるので、おすすめです。


旅を快適にするキャンピングカーの設備

上記のようなアイテムの他にも、設備を充実させることでキャンピングカー車内を快適にすることもできます。

冷蔵庫

旅先で料理をしたり、地ビールを買って夜に飲んだりする場合は冷蔵庫があると便利です。ただし冷蔵庫は消費電力が高いため、サブバッテリーを追加で搭載する、ソーラーパネルをつけて電力確保の補助にするなどの対策が必要となります。なお、クーラーボックスでもある程度の代用はできるため、車内スペースやコストの関係で冷蔵庫が難しい場合はこちらもおすすめです。

エアコン

キャンピングカーで夏のレジャーをメインに楽しみたいという場合は、車内を涼しくするエアコンの設置がおすすめです。自動車には通常、エアコン機能がついています。しかし大型のキャンピングカーになると冷気がしっかり循環しないこともあります。最初からエアコンが装備されているキャンピングカーを選ぶか、後から取りつけることも可能です。なお、エアコンは冷蔵庫と同じく消費電力が高いため、電源の確保には注意する必要があります。現在は家庭用エアコンを取りつけるケースがほとんどですが、2019年にはキャンピングカー用の小型で消費電力も抑えられたエアコンが登場しています。

ギャレー

コンロやシンクなどが一体になったものをギャレーと呼び、中型や大型のキャンピングカーであればギャレーを搭載したモデルが多くあります。料理をする予定がまったくない場合は特に必要ありませんが、キャンピングカー内で料理も楽しみたい場合はカセットコンロよりも料理の幅が広がります。また、外から帰ってきたときにさっと手が洗える点も便利です。なお、ギャレーの水道はタンクの残り容量を気にしながら使うようにしましょう


初心者必見!車中泊を楽しむ4つのポイント

上記にてご紹介したアイテムや設備の他に、以下のようなポイントを押さえておくことで、車中泊をより楽しめるようになります。

宿泊場所をよく調べる

キャンピングカーで出発する前に、宿泊予定の場所の情報はよく調べておきましょう
そもそも行こうとしている場所はキャンピングカーで宿泊して良いのか、そこから確認が必要です。RVパークやオートキャンプ場に泊まる予定であれば問題ありませんが、道の駅などに泊まろうと考えている場合、一部のRVパーク区画を除いて宿泊が禁止されていることもよくあります
また、どのような設備があるのかを確認することも大切です。例えば、電源サイトが利用できるのであればキャンピングカーのバッテリーを気兼ねなく使用できますが、そうでなければバッテリー残量を気にしながら使わなければなりません。加えて最寄りの入浴施設を調べておくことも大切で、宿泊場所と入浴施設の距離によってスケジュールが変わります。

暑さ・寒さ対策を行う

キャンピングカーを使った車中泊はテント泊などに比べると快適ですが、夏は暑さ対策、冬は寒さ対策が必要です。
電源サイトが利用できる場合やサブバッテリーが十分にある場合は、クーラーやFFヒーターを使って気温の調整ができます。
他にも、夏なら電池などで動くポータブル扇風機や使い終わったクーラーボックスなどで暑さ対策が、冬なら電気毛布やシュラフなどで寒さ対策ができます。

防犯対策を行う

キャンピングカーでの車中泊では、防犯対策も重要です。必ずロックをかける、貴重品は見えないところに収納するなどの基本はもちろん、覗き込み防止のために窓も覆うようにしましょう
全面にシードを張る、バスタオルなどを窓に挟んで目隠しにするなどの方法がありますが、車中泊用の窓全体を覆うことのできるシェードも販売されています。シェードは断熱効果があるものを選ぶと、暑さ対策や寒さ対策にもなって一石二鳥です。

どんな食事にするか考える

キャンピングカーの多くにはキッチンスペースを備える「ギャレー」があるため、ある程度の調理は車内で可能です。そのため、簡単に準備して現地で考えて料理することもできますが、事前にどんな食事にするのか考えておくのがおすすめです。
車中泊はテント泊に比べて準備や撤収などの手間は少なくなりますが、初心者のうちは想定外のことが起きるのがアウトドアです。スケジュールに余裕を持たせるためにも、食事のメニューは考えておきましょう。
キャンピングカーで車中泊をするなら何か凝ったものを作りたいと考えるかもしれませんが、最初は簡単な内容でも問題ありません。自宅から完成したおかずを持参したり、旅先の美味しいものを買って並べたりするのも立派な車中泊の食事です。自身のスタイルに合ったメニューで車中泊を楽しみましょう。


テント泊に挑戦したい場合の必需品

キャンピングカーを使えば1泊のキャンプも快適に過ごせますが、同じキャンプでもテント泊にはテント泊ならではの楽しさがあります。キャンピングカーで繰り出しつつ、キャンプ場ではテントを張って眠る、あるいは雰囲気だけでも味わうという楽しみ方もあります。キャンピングカーでキャンプ場へ乗り入れれば、突然の雨に降られてもテント泊からすぐに車中泊へ切り替えることも可能です。
ここでは、テント泊の必需品についてご紹介します。

テント

まず、テントは最重要アイテムだと言えます。キャンプの目的によって適したテントは変わりますが、目的に合ったテントを使うことでキャンプを楽しいものにできます。
テントの選び方としては、使用人数、組み立てやすさ、持ち運びやすさなどを重視しましょう。テントは小さすぎると狭くて寝づらく、大きすぎてもスペースを持て余すので、出かける人数に合わせて選びます。キャンプ初心者は設営で苦労しないように組み立てやすさも重視し、移動を楽にするために持ち運びやすさも考慮すると良いでしょう。

タープ

複数のロープと支柱を使って布地を天井のように張るタープがあれば、さまざまな用途で活躍します。例えば、日陰を作って休憩場所にしたり、最初に立てて荷物置きにしたり、雨よけにしたりなどです。大きいものになれば設営も少し大変ですが、初心者にも優しいワンタッチタープなどもあります。

シュラフ

テントの中で眠るときに使う寝袋です。寒い季節はもちろん、夏でも夜のキャンプ場は都会より冷えるので、夏用やオールシーズンのシュラフを用意します。
シュラフの暖かさは、製品に書いてある「快適使用温度」を目安にしましょう。また、シュラフの形状には体がすっぽりと入るマミー型、家の布団と近い感覚で使える封筒型などがあります。

調理器具

キャンプの醍醐味と言えば、外で食べることで一段と美味しくなるアウトドアご飯です。どんな料理を楽しみたいかを考え、調理器具を揃えて持って行きましょう。
キャンプ用の調理器具としては、鍋やコップなどを重ねてコンパクトに持ち運べるタイプがあります。バーベキューをしたい場合は、コンロやグリルなどが必要です。
もちろん、テント泊だからといって本格的なアウトドアご飯を作らなければいけないルールはありません。お湯を沸かせる準備だけして行き、インスタント食品やコーヒーで手軽に一息つくのもおすすめです。

テーブル・チェア

キャンプ場で過ごすには、テーブルとチェアは必須アイテムだと言えます。基本的には外でアクティビティを楽しむ計画だとしても、休憩場所としてテーブルとチェアがあれば便利です。もちろん、お気に入りのデザインのテーブルやチェアを持って行けば、食事の時間がさらに楽しくなります。
テント泊で揃えるべきアイテムについては、以下の記事についてもあわせてご覧ください。

キャンプ初心者必見!揃えるべきキャンプ道具とその選び方

おしゃれアイテムで楽しさUP!おすすめキャンプギア16選


入念に準備して楽しい旅を

貴重なアウトドア体験を手軽に楽しめるのが魅力のキャンピングカーですが、どんなアイテムを持って行くかによって快適さや楽しさが変わります。自身にとって必要なアイテムを吟味し、入念に準備を行って楽しいキャンピングカーライフを送りましょう。

日本最大級のキャンピングカー在庫数!新車・中古車・高級車のキャンピングカーを多数ラインナップ。オプション、製造、メンテナンスまでトータルサポートしています。





コラム一覧へ戻る

ページのトップへ

くるま旅
JRVA
フジカーズジャパンは 一般社団法人 日本RV協会 正規会員です。

©キャンピングカーの販売・買取専門店【キャンピングカーのフジ】Fuji Cars Japan, All Rights Reserved.