キャンピングカーは高すぎる買い物ではない?資産価値や長持ちするコツを解説

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キャンピングカーは高すぎる買い物ではない?資産価値や長持ちするコツを解説


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キャンピングカーは高すぎる買い物ではない?資産価値や長持ちするコツを解説
ベッドやキッチンなど居住性の高い設備を備えたキャンピングカーは、車中泊・アウトドア旅行などさまざまな場所で活躍してくれます。
日本での市場も拡大を続けているため、購入を検討している方もいるでしょう。
その一方で、一般的な乗用車に比べると価格は高めのため「手が出しづらい」「コスパが悪い」と悩んでいる方もいます。

確かに、キャンピングカーは高額ですが、それは「資産価値が比較的高い」ということでもあるのです。
今回は、キャンピングカーの資産価値について解説します。車体を長持ちさせるコツもご紹介するので、参考にしてください。


キャンピングカーの資産価値は一般車よりも高い?

キャンピングカーの資産価値は一般車よりも高い?
結論からいうと、キャンピングカーの資産価値は一般車よりも高いといえます。
自動車の資産価値は、以下の2つで決まります。

  • 将来売却した場合の値段
  • 自動車から得られる経験

例えば、一般的な自動車の場合は購入費用こそ安いですが、売却する際の値段はさほど期待できません。コンパクトカーや軽自動車などの量産車は年式にもよりますが、購入価格の10分の1程度でしか値段がつかない場合もあるでしょう。
一方、キャンピングカーは中古車でも価格が下がりにくい傾向があります
また、キャンピングカーは自動車から得られる経験も高めです。
たとえ、「購入したがあまり使わずに売却した」といったケースであっても、高い満足感を得て買値とさほど変わらない値段で売却できれば資産価値が高いと言えるでしょう。


キャンピングカーは「資産価値が高い」理由

ここでは、キャンピングカーが「資産価値が高い」理由として、以下の3点をご紹介します。

  • 中古車でも値下がりにくい
  • 長期間のローンが組みやすい
  • お金に代えがたい多くの体験が得られる

中古車でも値下がりにくい

現在、日本のキャンピングカーの市場は新車だけでなく中古車市場も活発です。
その理由としては、以下のようなものが挙げられます。

  • 新車の価格が高い
  • 納車までの期間が長い
  • 法人からの需要が高まっている

キャンピングカーは、ビルダーがベース車を架装して製造する製品が多いです。
そのため、注文から納車まで時間がかかるケースも珍しくありません
できるだけ早くキャンピングカーが欲しい方は、中古車市場に注目しています。

また、新車価格の高さも中古車市場が活発になっている一因です。キャンピングカーはキャブコンやバスコンといった大型車両になると1,000万円を超えるものも珍しくありません。中古車ならば新車と比較して安価に購入できます。

このほか、近年は法人や自治体がキャンピングカーを災害対策グッズや会議室として購入する事例も増えています。そのため、中古車価格も高値安定している傾向があるため、資産価値が下がりにくいのです。

長期間のローンが組みやすい

キャンピングカーは高価な分、長期ローンが組みやすい傾向があります。
一般車の住宅ローンは最長でも120回(10年)前後ですが、キャンピングカーの場合は240回(20年)でローンが組めるケースもあるのです。
長期間のローンを組めれば、1回あたりの支払いを抑えられ、良い自動車を所有できます。

また、もし途中で乗り換えや売却を検討する場合でも、価値が大きく下がらない現在ならば、売却額をローン残債に充てやすく「買い替えの負担軽減」につながるでしょう。

例えば、1,000万円を超える車両であっても240回払いならば、1回あたりの支払額を4万円台に抑えられます。

お金に代えがたい体験やライフスタイルが得られる

キャンピングカーを購入すれば、以下のようなメリットや体験が得られます。

  • ホテルがないところでも快適に宿泊できる
  • 宿泊費用を抑えられる
  • テントに宿泊するより安全かつ快適にキャンプができる
  • 家族でのかけがえのない経験ができる

また、行先も海・川・山・冬の雪山など各段に広がります。準備を整えれば、車中泊をしながら日本一周もできるでしょう
また、子どもとの旅行、ペットとの車中泊など多様な使い方ができるのもメリットです。
お金には変えられない経験もキャンピングカーの資産価値といえます。

資産価値の高いキャンピングカーの種類:キャブコンが有利

日本で購入できるキャンピングカーは、ベース車によって以下のように区別されています。

  • 軽キャンパー:軽自動車ベース
  • バンコン:商用バンがベース
  • キャブコン:トラックの運転席に居住スペースをドッキングさせたもの
  • バスコン:バスベース
  • トレーラー:自動車けん引できるトレーラー

資産価値を考えてモデルを選ぶなら「キャブコン」がおすすめです。
キャブコンは居住性・機能性ともに高く、リセールバリューも優れています
一方、バンベース・軽キャンパーなどは初めての1台目として人気ですが、「次はもう少し広く装備が充実したモデルを購入したい」と考える人が買い替えの対象にすることも多く、中古市場では供給がある傾向があります。


キャンピングカーを長く乗るためのポイントや維持する上での注意点

キャンピングカーの資産価値を維持するためには、メンテナンスや維持管理も重要です。
元値が高価であっても、エンジンがかからない、設備が劣化しているといった製品は値段が大幅に下がる可能性があります

キャンピングカーを長く乗るためには、以下のような点に注意しましょう。

  • 駐車場やガレージを確保する
  • 1カ月に1度はエンジンをかける
  • 使い終わったら設備のお手入れをする
  • 洗車も定期的に行う

特に、水回りは使いっぱなしにしておくとカビがはえたり劣化が進んだりする可能性があります
キャンピングカーを購入する際、使い終わった際のお手入れ方法も教えてもらえます。
給水・排水タンクのお手入れは特に入念に行いましょう。
このほか、マットレスなども定期的に日に当ててカビを防ぐのもおすすめです。


まとめ:キャンピングカーは資産価値が高く所有するメリットは大いにある

キャンピングカーは中古であっても価値が下がりにくく、長期間ローンで毎月の負担を抑えながら所有できるといった資産価値の高い製品であることを説明しました。
また、キャンピングカーを購入したら、良質な体験・ライフスタイルを獲得できるといったメリットがあります。

キャンピングカーの購入を迷っている点が「価格」だけならば、将来的に売却することも視野に入れて検討してみましょう。中古車でも、条件が良いキャブコンであればもう一度売却できる可能性は十分にあります。

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