キャンピングカーの下取りと買取の違いは?メリット・デメリットと共に解説
公開日:2025年9月30日- カテゴリー:
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キャンピングカーが不要になった際、下取りか買取かで迷う方もいるでしょう。下取りと買取は、それぞれ目的が異なります。本記事では、キャンピングカーの下取りと買取の違いやそれぞれのメリット・デメリットを紹介します。
キャンピングカーを手放す方法として、買取・下取りのどちらがいいか迷っている方は、ぜひ参考にしてください。
キャンピングカーの下取りと買取の違い
はじめに、下取りと買取の違いを分かりやすく紹介します。どちらも所有しているキャンピングカーを査定するまでは同じですが、目的が異なります。
下取りは新しいキャンピングカーを買い替える際に利用する
下取りは、新しいキャンピングカーに買い換える際に古い車を売却し、買取金額を新車を購入する代金の一部に当てることです。
下取りを行っている業者が定めた基本査定額を基に、車体の状態や傷、汚れなどを加味して価格が決まります。業者によっては定期的に「下取りキャンペーン」を行っており、タイミングが合えば通常より高く下取りしてもらえるケースもあります。
買取はキャンピングカーを現金化したい場合に利用する
買取は、キャンピングカーを売却して現金を得ることです。キャンピングカーは中古車市場が確立されているため、常に一定の需要があります。
キャンピングカーの買取価格は、年式、走行距離、キャンピングカーの種類等で決まります。年式だけでなく、走行距離が短かったり、高価なオプション装備を設置していたりすると高値がつきやすいです。
キャンピングカーの買取は、買い取り専門店、ディーラー、ネットオークション等で行われており、オンラインを利用すれば遠方の業者でも査定してもらえます。
買取価格と下取り価格を単純に比較した場合、買取価格のほうが高めです。特に、人気の車種であったり走行距離が短く車体の状態が良好だったりする場合は、高値が付く可能性があります。そのため、現在では新しいキャンピングカーを購入する場合も、買取を利用して古いキャンピングカーを処分する方が増えています。
下取りと買取のメリット・デメリット
ここでは、キャンピングカーを下取りと買取、それぞれのメリット・デメリットをもう少し深掘りしていきます。特に、新しいキャンピングカーへの買い替えを検討している方は、参考にしてください。
下取りのメリット・デメリット
キャンピングカーを下取りに出すメリットには、以下のようなものが挙げられます。
- 新しいキャンピングカー購入の相談をしながら査定をしてもらえるので手間がかからない
- キャンピングカーの査定、下取り、購入まで1つの店で行える
下取りを利用すれば、新しいキャンピングカーの購入と古いキャンピングカーの売却が並行で行えます。例えば、購入希望のキャンピングカーがすでに決まっていて、できるだけ早くお得に購入したい場合は下取りのほうがおすすめです。また、下取りを希望する車種が古かったり状態が悪かったりした場合、下取りのほうが値段が高くなるケースもあります。
一方、デメリットとしては以下の2点が挙げられます。
- 買取より価格が低くなりやすい
- キャンピングカーを買い替えることが条件
下取りは、新しいキャンピングカーに買い替えるときにしか利用できません。単純に売却したい場合は利用できないので注意しましょう。また、人気車種だったり車体の状態が良好だったりした場合は、買取を利用したほうが査定額が高くなるケースがあります。
車種の買取相場をインターネットを利用して調べておけば、下取りとどちらがお得か判断できます。
買取のメリット・デメリット
一方、キャンピングカーを買取に出すメリットとしては、複数の業者に査定してもらえるため、下取りより査定額が高くなるケースが多い点が挙げられます。
特に、以下のような特徴を備えたキャンピングカーは高値が付きやすい傾向があります。
- 中古市場で人気のある車種
- 人気かつ高価なオプション設備を搭載している
- 車体が新しかったり状態が良好だったりする
現在は、オンラインで簡易的な買取査定がすぐに行えます。買取か下取りかを迷っている場合は、一度オンラインで所有しているキャンピングカーの買取相場をチェックしてみましょう。
買取のデメリットとしては、以下のような点が挙げられます。
- 査定を受けるタイミングで値段が変動する場合がある
- 買い替えを希望している場合、下取りより現金化までに時間がかかる
キャンピングカーに限らず、自動車の買取額は常に変動しています。特に、キャンピングカーは用途が限定されているため、需要の変動が大きい傾向があります。売却するタイミングを誤ると、査定額が大幅に下がる恐れもあるでしょう。
また、新しいキャンピングカーを購入予定の場合、買取を利用すると業者選び、査定を受ける、書類作成、契約などの手間が別途かかります。また、車両の売却から新しいキャンピングカーの購入、納車まで時間がかかる場合、車がない期間ができて不便を感じる点もデメリットです。
キャンピングカーの買取業者を選ぶポイント
キャンピングカーの買取を行っている業者には、ディーラー、買取専門業者、一般的な中古車販売業者等があります。ここでは、キャンピングカーの買取業者を選ぶポイントを紹介します。
フジカーズジャパンでも、キャンピングカーの買取を実施中です。「販売店直営型の買取」の強みを活かし、実績豊富なスタッフが愛車を正確な金額で査定いたします。
買取実績を確認する
キャンピングカーは、販売経路を確立している業者を選ぶのがおすすめです。販売経路が確立されている業者は販売力が高く、高値で買い取りしてくれる傾向があります。
業者の公式サイトを確認し、いつ、どのような車種を買取したのかチェックしてみてください。
自分が売却したいキャンピングカーに豊富な買取実績がある場合は、高値買取が期待できます。
専門的な知識を持ったスタッフが査定をしてくれる
キャンピングカーを正確に査定するには、専門的な知識が必要です。
近年はキャンピングカーの人気が高まっているため、買取を強化している業者が増えています。しかし、業者の中にはキャンピングカーの知識が乏しいままで査定を行っている業者も珍しくありません。
買取業者を選ぶ際は、専門的な知識を持ったスタッフが査定することを強みとしている業者を選ぶと満足いく査定を受けられます。
キャンピングカーは個人で売買できる?
現在は、オークションサイト等を通じて個人同士でキャンピングカーを売買するケースもあります。個人でキャンピングカーを売買すると、手数料等が引かれずに済む、すぐに売買契約がまとまる等のメリットもあります。
しかし、売買後に「装備が壊れていた」「すぐに故障した」などのクレームがつくなどトラブルに発展する可能性もあるでしょう。
「ノークレーム・ノーリターンで」という条件付きでも限度があります。
兄弟や親せきに売却するなど事情がある場合を除き、キャンピングカーの買取は実績豊富な業者を利用するのがおすすめです。
まとめ
キャンピングカーを手放したい場合、できるだけ高値で売却したいならば買取がおすすめです。新しいキャンピングカーの買取を検討している場合も、下取りより高値で売却できたほうが、購入資金をより多く賄えます。
フジカーズジャパンでは、「キャンピングカー販売店直営買取会社」の強みを活かし、専門的な知識を持ったスタッフが、大切なキャンピングカーを丁寧に査定します。キャンピングカーの売却、買取を検討している方は、ぜひ一度ご相談ください。