冬ならではの体験!冬キャンプの魅力や安全に楽しむための注意点

キャンピングカーコラム

冬ならではの体験!冬キャンプの魅力や安全に楽しむための注意点


カテゴリー:

夏のレジャーのイメージが強いキャンプですが、冬に行くキャンプにも夏にはない多くの魅力があります。冬キャンプの注意点をよく把握しておけば、夏キャンプにも劣らない体験になるはずです。今回は冬キャンプの魅力や注意点、もうひとつの選択肢としてキャンピングカーを使った冬キャンプについてご紹介します。


冬こそキャンプを楽しみたい5つの理由

自然の中で日頃は味わえない体験ができるキャンプでも、夏は虫が多く、またキャンプ場に人がたくさん集まってゆっくりしづらいかもしれません。冬キャンプにも同じように大変なポイントはありますが、夏には味わえない以下のような体験を楽しむことができます。

キャンプ場を独り占めできる

冬は基本的にキャンプのオフシーズンとなるため、夏は人でごった返す人気のキャンプ場でも人が少なくなります。そのため、自然の雄大な景色や空気感を独り占めすることも可能です。周りに人がいない状態でのキャンプは、都会の喧騒を忘れ、自然の中でゆったりとした時間を過ごすことができます。
なお、近年は冬キャンプの魅力が見直されてきており、キャンプ場やタイミングによっては冬でもそれなりに人が集まるケースはあります。

害虫の心配がいらない

夏キャンプでは蚊やアブなどの虫を避けられないため、虫除けスプレーを使うなどの対策が必須です。対策をしても不快に感じてしまうこともある害虫ですが、冬であればそのような虫の多くはほとんど活動していないため、対策の必要はありません。虫が苦手で夏キャンプを存分に楽しめないという方は、冬のほうがキャンプを楽しめるかもしれません。

冬ならではの自然美や澄み切った星空

雄大な自然の美しさを感じられるのが、キャンプの魅力のひとつ。冬は普段なかなか見ることのない冬の自然を見ることができ、想像とは違う世界に驚くこともあるかもしれません。雪が降れば、その対策が大変な面もありますが、一面の銀世界に息を飲むことでしょう。

冬の澄んだ空気が見せる、満天の星空も冬キャンプの魅力です。空気が乾燥しやすく、日没の早い冬は水蒸気が夜空を邪魔しないため、星々の光が夏よりも美しく輝きます。星空を期待して冬キャンプに行くなら、都会の光がなるべく届かないキャンプ場を選びましょう。

焚き火の雰囲気を楽しめる

ゆらゆらと揺れる焚き火の炎も、冬キャンプの魅力のひとつ。暖を取るための焚き火ですが、炎を囲んでの団らんや炎を静かに見つめる時間はかけがえのないものです。直火が許可されているキャンプ場以外では焚き火台が必須となるので、焚き火を楽しみたい場合は忘れずに揃えておくようにしましょう。

冬の料理やアクティビティを楽しめる

冬キャンプでは、夏とは違う料理が楽しめます。寒いことから食材の傷みが遅く、夏よりも料理のレパートリーが増える点も特徴です。温かい料理は寒さ対策にもなり、冬の長い夜を楽しく過ごす上でも重要です。

冬ならではのアクティビティが楽しめる点も忘れてはいけません。スキーやスノーボードなどの定番のアクティビティの他に、専用の靴で雪山に入っていくスノーシューイングもおすすめです。双眼鏡を持って雪山に入れば、見たことのない景色や生き物に出会えるかもしれません。


冬キャンプを安全に楽しむための6つの注意点

夏には味わえないさまざまな体験が楽しめる冬キャンプですが、安全に楽しむためにはいくつかの注意点を把握し対策を立てておく必要があります。以下の6つの注意点をぜひ参考にしてください。

火や暖房器具の取り扱いに注意する

焚き火の他にも火鉢や薪ストーブ、電気ストーブなど暖を取る方法はいくつかありますが、いずれも火や器具の取り扱いに十分に注意する必要があります。焚き火は引火や火傷に注意する他、直火禁止のキャンプ場では焚き火台が必須です。火鉢や薪ストーブなどは、テントの中を暖めるという使用方法もありますが、引火や一酸化炭素中毒の危険性があるためおすすめできません。野外で暖を取るときに使用しましょう。

十分な防寒対策をする

当然ですが冬の野外はとても寒いので、厚着や暖房器具の用意などの寒さ対策が必要です。衣服では防水・防風機能のあるアウターの他、発汗による体温の低下を防ぐための防寒インナー、手袋、帽子、カイロなどを用意しましょう。底冷えを防ぐためのマット、防寒に優れた寝袋なども大切です。

水を多めに持って行く

多くのキャンプ場では水を取れますが、冬は凍結対策のために水道が使えないことも想定し、夏に比べて水を多く持って行くことが大切です。

テントの安全に注意する

冬キャンプでは雪が多く降る可能性もあるため、テントの安全には特に注意が必要です。例えば、人の熱でテント下の雪が溶けるとペグが緩んでテントが風に崩されることもあるので、しっかり踏み固め、寝る場所は少し高めに雪を積んでおきます。テントの凍結対策には、防水スプレーが有効です。

結露の対策をする

テントの外の気温が低くなる冬キャンプでは、結露は避けられません。できるだけ結露を発生させないためには、寝るときもベンチレーションを少し開けて換気する、断熱効果のあるマットなどで結露を抑制するなどの対策を行いましょう。結露した場合を考え、寝る場所はテントの壁から離す、拭き取るためのワイパーやタオルを用意しておくなどの対策も有効です。

路面の凍結対策をする

冬キャンプへ車で行く場合は、道中の路面の凍結対策も必要です。新雪や溶けた雪によるシャーベット状の路面、一見雪はないが凍結して滑りやすくなっているブラックアイスバーンなど、冬の道路はシリアスなコンディションになることが多いため、スタッドレスタイヤへの履き替えは必須だと言えます。特に、キャンピングカーで行く場合は車体が重く重心が高くなっているため、スタッドレスタイヤやチェーンの装備の必要性が高まります。

キャンピングカーで雪道を走るための装備については、以下の記事をご覧ください。
キャンピングカーでも雪道は走行できる!必要な装備や対策をご紹介


参考にしたい冬キャンプの失敗談

いくら準備を万全にしたつもりでも、キャンプでは意外な落とし穴で苦労することもあります。他のキャンパーの失敗談を参考にすることで、苦労を回避できるかもしれません。

ガスバーナーが点かない

コーヒーを淹れたりクッカーで料理したりと、ガスバーナーは冬に限らずキャンプで大活躍するアイテムの1つです。しかしある体験談では、コーヒーのお湯を沸かすためにいざ点火しようとするとガスは残っているのになかなか点かず、苦労したとのこと。
氷点下を切るような寒さでは、ガスが上手く気化してくれないことがあります。寒冷地対応のハイパワーガスを持って行くと安心です。

ストーブの火でテントが燃えた

都会とは比べ物にならない寒さの冬キャンプでは、薪ストーブや灯油ストーブを使うことでかなりの暖かさを得られます。しかしテント内で薪ストーブを使用するのは本来の使い方ではなく、危険が伴います。実際、薪ストーブを使っているとテントに引火し、一瞬で燃え尽きてしまったという体験談もあります。
テントへの引火に気をつけても、他にも一酸化炭素中毒の危険性があり十分な換気が必要です。冬のキャンプで暖を取るときは、服装やシュラフなどを中心に考えるほうが安全だと言えます

ホットカーペット使用中にブレーカーが落ちた

冬のキャンプを楽しむためにはテント泊が必須ということはなく、コテージを利用するのも1つの手段です。しかしコテージでは多くの利用者が電気を共有しているため、ホットカーペットなど消費電力の高いアイテムは使えないこともあります。実際に、持って行ったホットカーペットが使えず、毛布と湯たんぽで寒さをしのいだという体験談もあります。
コテージなどを利用する際でも、電源が必ず使えるとは思わず、マットや毛布などを持参するのがおすすめです。


冬キャンプのおすすめアイテム

冬のキャンプを暖かく快適に過ごすには、以下にご紹介するようなアイテムがおすすめです。

冷気をシャットアウトできるテント

寒くない季節に使うテントと同じものを使うと、冬のキャンプでは寒くて眠れなくなります。2ルームテントやフライシートのスカートが完全に地面につくタイプのテント、スクリーンタープなどを使用すると冷気をシャットアウトできるので、冬の厳しい寒さを軽減できます。

ストーブ

使用時には十分な注意が必要なストーブですが、薪ストーブや灯油ストーブなどは暖を取る手段としては優秀で、屋外での寒さを軽減してくれます。雪が降っても使用できるよう、耐久性の高いものを選ぶのがおすすめです。
冬のキャンプの大きな楽しみと言える焚き火も、暖かく過ごす上で役に立ちます。キャンプ場の焚き火ルールをよく確認しつつ、暖かく楽しみましょう。

コット

地面から少し浮いてベッドのように使用できるアイテムが、コットです。冬のキャンプでは地面の底冷えから寒さが広がっていくので、地面から距離を取れるコットがあると寒さの度合いが大きく異なります。コットは夏でも蒸し暑さを軽減できるアイテムなので、1つ持っておくととても便利です。


冬キャンプをキャンピングカーで楽しむという選択肢

ここまで冬キャンプの魅力をご紹介してきましたが、快適な車中泊ができるキャンピングカーがあれば、冬キャンプをキャンピングカーで楽しむこともできます。

快適に夜を明かすことができる

キャンピングカーにはベッドが装備されているため、一般車でシートを倒して眠るのと比べ、快適な睡眠を得ることができます。また、オプションで暖房器具やベンチレーターを装備すれば、冬でも室内を温かく保つことが可能です。冬キャンプをしてみたいが雪や寒さの対策が大変という場合は、キャンピングカーが大きな選択肢となります。

荷物を多く積める

キャンピングカーは収納スペースが広く取られているため、同サイズの普通の車に比べて多くの荷物を積み込めます。そのため、調理器具やテント、防寒対策グッズ、アクティビティに使う道具など、冬キャンプを楽しむための荷物をたくさん持って行くことが可能です。

冬キャンプの醍醐味をそのまま楽しめる

キャンピングカーでキャンプ場へ行けば、寒さ対策などが簡単になるだけでなく、自然や星空を楽しめる、焚き火や料理を楽しめるなど、上記にてご紹介した冬キャンプの醍醐味をそのまま楽しめます。ただ、がんばって設営したテントで寝るというのも冬キャンプの魅力であるため、自分がどのようなキャンプをしたいかが大切です。


冬キャンプで非日常を楽しもう

テントの中で眠る場合も、キャンピングカーで出かける場合も、冬ならではの非日常を楽しめるのが冬キャンプの魅力。寒さ対策などを十分にした上でキャンプ場へ行けば、夏キャンプにも引けを取らない貴重な体験が楽しめるはずです。



コラム一覧へ戻る

ページのトップへ