走りと大きさの両立!フォード車のキャンピングカー燃費や性能について

キャンピングカーコラム

走りと大きさの両立!フォード車のキャンピングカー燃費や性能について


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海外の自動車メーカーの中で日本でもよく知られているメーカーの1つに、フォードがあります。フォードの車はキャンピングカーのベース車として採用されていることもあるため、海外製のキャンピングカーの購入を検討すると目にする機会があります。

今回は、フォード車のキャンピングカーについて、燃費などの性能やどのようなモデルがあるのかをご紹介します。


フォード車のキャンピングカーについて


日本でも多くのキャンピングカービルダーがキャンピングカーの製造を行っていますが、広大な土地を持つアメリカでは日本以上にキャンピングカーが普及しており、特に大型のモデルには日本にはないようなものが多くあります。そんなアメリカのキャンピングカーの一部は、フォード車がベース車として採用されています

なお、アメリカのキャンピングカーの見方として、「クラスA」「クラスB」「クラスC」という分類があります。
クラスAは日本でいうバスコンやフルコン相当。マイクロバスや専用シャシーをベースにした、特に大型のキャンピングカーを指します
クラスBは日本でいうバンコン相当で、アメリカのキャンピングカーでは小型のタイプです
クラスCは日本でいうキャブコン相当。トラックなどをベースに専用のシェルを架装する点は共通していますが、国産よりも大きいモデルがほとんどです


キャンピングカーの燃費について

ここで、キャンピングカーの燃費についてご紹介します。

キャンピングカーを購入する際に気になる点の1つが、燃費ではないでしょうか。燃費は維持費に直結するため、自家用車と同様、できるだけ良いものを選びたいところです
キャンピングカーはその性質上、基本的には燃費があまりよくない車となります。フォード車ベースを含めたアメリカのキャンピングカーは特に燃費が悪いと言われており、3.0km/L前後になることもあります。5km/L以上なら及第点、高速道路でも8km/Lになれば良いほうでしょう

キャンピングカーの燃費がこのように悪くなるのは、専用のシェルや家具を搭載することで車両総重量が重くなることが原因です。総重量が重く、またモデルによっては架装により空気抵抗が大きくなるため、ベース車に比べると燃費が悪くなるのは当然とも言えます
加えて、アウトドアや長期旅行に繰り出すことの多いキャンピングカーでは、荷物も多くなるでしょう。

自動車メーカーはエンジンを開発する際、燃費が良くなるように努めるので、新しいエンジンを搭載しているベース車のキャンピングカーは比較的燃費が良くなる傾向にあります

燃費が悪いのは日本のキャンピングカーも同じですが、日本製とアメリカ製を比較したとき、単純比較はできないものの、アメリカ製のほうが燃費は落ちるでしょう。
一方で、無視できないのはアメリカ製キャンピングカーの走行性能です。広大な土地を長時間走ることを前提にしたアメリカの車はパワフルで、燃費が悪い代わりに、日本のキャブコンにありがちな「走りにくさ」は感じにくいでしょう

燃費をよくするには?

キャンピングカーは燃費が悪いと諦めるのではなく、工夫によって改善し維持費を節約することは可能です

荷物を最小限にする

キャンピングカーで出かける際にはどうしても荷物が多くなるかもしれませんが、これを最小限にすることで積載量を減らし、燃費を改善することができます
効果は微々たるものですが、重い荷物の載せっぱなしはタイヤなどへの負担にもなるため、定期的に見直し、荷物を少なくしていくのがおすすめです

タイヤの空気圧を適正に

燃費が悪くなる原因の1つに、タイヤの空気圧が適切に入っていないことが挙げられます。タイヤの空気圧が抜けた状態だと、パワーがしっかり伝導せず、燃費が上がってしまいます。
また、車両総重量の重いキャンピングカーではタイヤがバーストする危険も高まってしまうため、空気圧はこまめに確認するようにしましょう

キャンピングカーのタイヤの空気圧については以下のコラムにて詳しくご紹介しているので、あわせてご覧ください。


知れば簡単!キャンピングカーの安全性を高めるタイヤの空気圧

安全運転を心がける

自身や同乗者、周りの人の安全を確保する意味ではもちろん、燃費を良くするためにも安全運転は大切です
アクセルを一気に踏み込んだり、急ブレーキ・急カーブをしたりすることで、自動車の燃費は悪化していきます。車両総重量の重いキャンピングカーでは止まりきれない、曲がりきれないことも考えられるため、安全運転は特に重要です

加速はゆっくり、車間距離を十分以上に取って、ブレーキやカーブも余裕を持つことがキャンピングカーを運転する際の基本になります

燃費を含めたキャンピングカーの維持費については、以下のコラムにて詳しくご紹介しています。

キャンピングカーの維持にかかる費用は?維持費の種類や保険についても解説


フォードベースのキャンピングカー4選

ここでは、フォード車をベースに作られたキャンピングカーを4つご紹介します。

ウェスタンカナダ「スランバークイーン」

フォードの商用フルサイズバン「E-350」をベースに作られたのが、スランバークイーンです。キャブコンタイプのクラスCで、バンの中でも大きなフルサイズバンをベースにしているため、長さ765cm・幅249cm・高さ327cmとかなりの大きさを誇ります。

スランバークイーンは、高級感のある内装と余裕のあるレイアウトが特徴。
後部常設ベッドや大きなバンクベッドなどを備え、レストルームでは簡易的なバスや海外製キャンピングカーに多いマリントイレが設置されています。

「ヴァンガード」

ヴァンガードは、同じくフォードの「E-350」をベースに作られたキャンピングカーです。こちらもクラスCで、スランバークイーンよりは小さいサイズですが、長さ683cm・幅245cm・高さ296cmと十分な大きさがあります。

乗車定員は10人、就寝定員は5人。車内は広く作られており、キッチンもゆったり使えて、カセットトイレのついたシャワールームもあります。
アメリカらしい無骨な外観もポイントです。

ヴァンガードについて詳しくはこちら

ハイマー「エクシス512」

エクシス512は、フォードの商用フルサイズバン「トランジット」をベースにしたキャンピングカーです。
フォードはアメリカのメーカーですが、トランジットはヨーロッパで長く販売されている大型のバンで、エクシス512を手掛けているハイマーもドイツのキャンピングカービルダーです。

エクシス512はセミフルコンに該当するクラスA。車内は家具が贅沢に配置されており、常設リアベッドやプルダウンベッドが使用できます。

エクシス512について詳しくはこちら

ウィネベーゴ「アスペクト」

アスペクトは、フォードのフルサイズバン「E450」をベースにしたキャンピングカーです。アメリカのビルダーであるウィネベーゴが手掛けているクラスCで、全長はなんと8mを超えます。

アスペクトは、アメリカ製キャンピングカーではよく見るスライドアウト機構が特徴。停車時には車体が横に拡張し、パーティも開けそうな空間が車内に広がります。

アスペクトについて詳しくはこちら


個性的なフォード車ベースを選んでみよう

ここまで、フォード車をベースにしたアメリカ製キャンピングカーについてご紹介してきました。
燃費については決して良いとは言えませんが、その分パワフルな走りが得られて、日本ではあまり見られない個性的なエクステリア・インテリアを楽しめるのがフォード車ベースのキャンピングカーです。
ぜひ日本製だけでなく、海外製のキャンピングカーにも目を向けてみてください。





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