メルセデス・ベンツのキャンピングカーの魅力は?サイズや値段も解説
公開日:2022年5月20日 2025年11月14日 更新- カテゴリー:
目次

メルセデス・ベンツは高性能で安全性の高い車を製造・販売するメーカーとして世界中で高い人気を誇っています。
日本では高級車のイメージが強い同社の車ですが、商用車からコンパクトカーまで幅広いラインナップがあり、商用車ベースのキャンピングカーも販売しています。
メルセデス・ベンツのキャンピングカーはラグジュアリーで高級感を諸所に感じられるのが特徴です。
本記事では、メルセデス・ベンツのキャンピングカーの魅力や特徴、値段について解説します。
移動するリビングと呼ばれる高級感あふれるキャンピングカー

ベンツをベースにしたキャンピングカーは、他の車同様高級志向であり「移動するリビング」とも呼ばれています。
広々とした室内空間、上質な素材、過ごしやすい車内のレイアウトなど、キャンピングカーのデメリットである「狭苦しさ」や「使いにくさ」を感じさせません。
まるでホテルに泊まっているような快適な車中泊を楽しめます。
大型車をベースとしたキャンピングカーが多い
ベンツをベースとしたキャンピングカーはミニバンや商用車などが多く、国産車をベースとしたキャンピングカーと比較すると大型のものが一般的です。
欧州のビルダーが販売しているキャンピングカーの中にはもっと大きなものがありますが、狭い道路を走る場合は注意が必要です。
購入を検討している方は、駐車場の広さや高さをチェックしておきましょう。
キャンピングカーショー等で、車両が展示されていることもあるため、チェックしてみるのもおすすめです。
ベンツのキャンピングカーの中には2000万円を超えるモデルも
ベンツをベースとしたキャンピングカーの中には、豪華な内装や大きさに比例して値段も高い車種が多いです。
一例を挙げると「HYMER」(ハイマー)が提供している「ML-T580 4WD」は2,000万円を超える価格です。
ML-T580 4WDは、トイレやシャワー、キッチンといった生活に必要な設備がすべてそろっており、ベッドは個人のスペースを大切にしたツインベッドが搭載されています。
キャンピングカーというより移動するホテルといったほうがふさわしいかもしれません。
値段は高いですが、それに見合う価値は十分にあります。
レジャーだけでなく、災害が起きた際の避難場所としても活躍してくれそうです。
日本でも購入できるベンツのキャンピングカー7選
ここでは、現在日本でも購入できるベンツのキャンピングカーを7種類ご紹介します。
欧州のビルダーからキャンピングカーを購入したい方も参考にしてみてください。
V 220 d Marco Polo HORIZON

V 220 d Marco Polo HORIZON(マルコポーロ・ホライゾン)は、ミニバンタイプのベンツ「Vクラス」をベースに、ベンツ自身が製造・販売しているモデルです。

「日常も週末もラグジュアリー」をコンセプトに、座席を倒してフラットシートにでき、ポップアップルーフを備え、車内で立って過ごせる設計となっているのが特徴です。
設備は、スマートフォンや音声でも、制御できます。
2022年7月からは、内装カラーの更新や盗難防止システム「アーバン・ガード」が全グレードで導入されるなど、快適・安全両面でアップデートされました。
また、日本で購入すると右ハンドル仕様となるので、公道で運転しやすいのも特徴です。
マルコポーロ・モジュール
マルコポーロ・モジュールは小型EVミニバン『EQT』(Mercedes-Benz EQT LWB)のオプションとして販売されているベッドユニットです。
着脱は数分で可能で、ベッドの他シンク、コンロ、冷蔵庫なども設置できます。
普段使いの車をキャンピングカーにしたいといった方や、レジャー用の車を用意するほどキャンピングカーを使わない方にもおすすめです。
エアストリーム・インターステート
エアストリーム・インターステートは、ベンツの「スプリンター」をベースとし、アメリカのビルダー、エアストリーム社が製造・販売している高級キャンピングカーです。高級感のある内装と充実した家具・家電を備えているのが特徴です。
車内で立って移動できるほどの広さがあり、快適な車中泊ができる仕様です。
車体の体長は大きめですが、車幅は普通車に近く、バスコンよりは運転しやすいメリットもあります。
ハイマー・ML-T580 4WD
ハイマー・ML-T580 4WDは、ドイツのキャンピングカービルダー「ハイマー」が手掛けた、スプリンターをベースにしたキャンピングカーです。
エアストリーム・インターステートがバンコンタイプなのに対し、ハイマー・ML-T580 4WDはキャブコンタイプです。
前述したように移動するホテルのような内装で、ゴージャスかつラグジュアリーな空間で車中泊を楽しみたい方におすすめのキャンピングカーとなっています。
コンコルド・センチュリオン 1200 GST
コンコルド・センチュリオン 1200 GSTは、全長12mの超巨大なキャンピングカーです。ベンツのトラック「アクトロス」をベースに作られており、乗用車1台を収納できます。
ここまで巨大なキャンピングカーは個人では所有しにくいですが、キャンピングカーショーなどのイベントではたびたび展示されています。
大迫力の車体は1度は目にしてみたいものですね。
ハイマー・BMC-T600
ハイマー・BMC-T600は、同じビルダーが手掛けるML-T580 4WDよりさらに大型のキャンピングカーです。こちらもまるで動くホテルのような高級感のある家具や設備が機能的に配置されており、ラグジュアリーな時間が過ごせます。
Erwin Hymer Group・Venture S
「Venture S」は、Erwin Hymer Groupがベンツのスプリンターをベースとしたキャンピングカーです。オフロード車のメリットをすべて活かしつつ、キャンピングカーとしての機能を搭載しました。普段使いの車としても使えるのが大きな特徴です。
定員は2名なので、少人数で利用する最高級のキャンピングカーを所有したい方向けのモデルと言えるでしょう。
ベンツのキャンピングカーがおすすめの方の特徴
ベンツのキャンピングカーは欧州のビルダーが手掛けている製品が大半で、日本製のキャンピングカーと比較して大型で高価です。
そのため、キャンピングカーにある程度乗車経験があったり、アウトドアを何年も楽しんできたりして、より快適で高機能なキャンピングカーを求める方に向いています。
その一方で、日本各地で開催されているキャンピングカーショーでは、ベンツ車をベースとした製品が展示されていることも多いです。
キャンピングカーはここまで快適に過ごせる等、キャンピングカーの可能性を知りたい方は車体を見学してみるのもおすすめです。
メルセデス・ベンツのキャンピングカーはキャンピングカーの到達点
メルセデス・ベンツの車をベースにしたキャンピングカーには国産車にはない魅力が詰まっています。海外のキャンピングカーに目を向けてみると、日本にはない視点のモデルが多く見つかるので、キャンピングカー選びの際はぜひ海外製にも目を向けてみてください。
フジカーズジャパンにおける輸入キャンピングカーのラインナップは以下からご確認いただけます。
輸入キャンピングカーラインナップ
- 前の記事:
- « 家が走る!アメリカ製キャンピングカーの特徴と購入方法
- 次の記事:
- なぜハイエースが多いのか?キャンピングカーのベース車について »










